現在位置: HOME > ニュース&コラム > プレスリリース > 記事


[PR] 

富士ゼロックスとSAPジャパン、紙文書業務と基幹業務の連携において協業強化

ニュースリリース|富士ゼロックス SAPジャパン|

 富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 忠人、資本金:200億円)と、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区大手町、代表取締役社長:八剱 洋一郎、資本金:36億円)は、このたび、紙文書を伴う業務プロセスと、ERP(統合基幹業務ソフトウェア)や CRM(顧客管理ソフトウェア)などの業務システムとの連携において、協業を強化いたします。両社は、これらの業務システムから切り離されてきた紙文書による業務プロセスと業務システムとを連携させたソリューションを市場展開することで、企業の業務効率の向上を目指します。また、業務システムのプロセス上で発生する、監査などの際に証跡となる紙文書を管理し、コンプライアンスの要請に応えることを支援します。

 近年、ERPやCRMなどの業務システムの導入促進とともに、業務システムにおけるプロセスの可視化は進められてきていますが、従来の業務システムと証憑などの紙文書は別プロセスで運用、管理されており、次のステップとして、業務システム上のデータと紙文書の連携が求められています。

 富士ゼロックスが提供する「Process Gateway for Apeos(プロセス・ゲートウェイ・フォー・アペオス、以下PGA)」は、同社のデジタル複合機ApeosPort(アペオスポート)を利用し、従来システム化が困難であった紙文書のフローと、基幹システムのフローを統合させ、ERPやCRMなどの業務システムと電子化された紙文書を連携させる機能を提供します。PGAの技術は、SAPジャパンのエンタープライズ・サービス指向アーキテクチャ(エンタープライズSOA)(*1)ソリューションの基盤となる「Powered by SAP NetWeaver」(パワード・バイ・エスエイピー・ネットウィーバー)」(*2)の接続認定を取得しました。これにより、システム構築を行う際、SAPジャパンの業務システムにApeosPortのスキャン入力機能をより簡単に組み込めるようになり、構築作業が軽減されます。

 例えば、会計業務においては、企業内の見積書、納品書、領収書などの証憑となる紙文書を、ApeosPortを介して電子化し、PGAを利用してSAPジャパンの業務システム上の購買データなどと連携することが可能となり、従来の用途を超えた複合機の活用により、業務処理の向上や業務プロセスの統制管理を実現します。

 また、医療機器メーカーにおける保守サービスなど、作業場所の環境条件によって、紙文書での業務が中心となる場合でも、現場で紙文書に記録した点検結果を、ApeosPortおよびPGAを利用してSAPジャパンが提供する業務システムに登録することにより、手入力の作業が省け、重複登録や転記ミスの低減を可能にします。このように、幅広い分野での紙文書と基幹 業務システムの統合を推進します。


 富士ゼロックスとSAPジャパンは、両社の営業・マーケティング領域において協業を強化し、ソリューションの販売拡大をめざします。また、富士ゼロックスは、SAPジャパンがパートナーおよび顧客企業とともに、最新技術を取り込んだソリューションの研究開発を行う施設「Co-Innovation Lab Tokyo」(*3)において、検証や協業プロジェクトに参加します。

 両社の連携ソリューションの詳細については下記のイベントにてご紹介します。

SAP BUSINESS SYMPOSIUM ’08
「『隔てる』もののない、人とシステムの業務プロセス統合へ~ApeosPortとSAP連携でできる紙文書プロセスの新しいあり方~」
日時:2008年7月23日(水)14:35~15:25  B2セッション
場所:ウェスティンホテル東京
     目黒区三田1-4-1(恵比寿ガーデンプレイス内)
URL:http://sap-sbs2008.com/tokyo07/index.html

*1エンタープライズ・サービス指向アーキテクチャ:複数のシステム上で提供されるWebサービス(アプリケーションの機能)をコンポジット(複合)によって組み上げ、変化に対して柔軟かつ最適なビジネスプロセスを構築しようとする考え方です。

*2 Powered by SAP NetWeaver:SAPが指向するエンタープライズ・サービス指向アーキテクチャに基づくソリューションであるSAP NetWeaverを、ビジネスアプリケーションのプラットフォームとして活用した、革新的なエンタープライズサービスや、コンポジットアプリケーションを開発するサードパーティー製品に対して、SAPジャパンのグローバル組織であるインテグレーション認定センター (ICC)がSAP NetWeaverとの接続を認定保障する制度です。

*3 Co-Innovation Lab Tokyo: 東京サンケイビル15階(東京都千代田区大手町1-7-2)に開設された研究開発施設。SAPジャパンがハードウェア、ソフトウェア、サービスベンダーなどのさまざまなパートナーやお客様企業と協業し、日本独特の要求や業界特有の要件に適したソリューションを始め、エンタープライズSOAや、グリーンIT、仮想化などの最新技術を提供するための研究開発に取り組むための施設です。

関連記事

powered by weblio


キーワード富士ゼロックス SAPジャパンで検索 

 ここで掲載されている記事は、企業や団体、機関などのプレスリリースを、弊紙仕様の表記に替えることを除いてほぼ原文のまま公開しています。この記事に関する問い合わせ、ご質問はそれぞれの発表者にご連絡下さい。




トラックバック

リリース速報(提供:共同通信PRワイヤー)

※見出しをクリックすると共同通信PRワイヤーの記事ページに移動します。

バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の各社ニュース
写真ニュース

最新の写真30件を表示する