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富士フイルム 最先端の顔検出技術が体験できるサイト開設

ニュースリリース||

 富士フイルム株式会社(古森重隆社長)は、先進的なソフトウエア技術をインターネットで体験するFUJIFILM Internet Technology Labs(http://kaolabo.com/)の公開第2弾として、独自に開発した最先端の顔検出技術が体験できる「顔ラボ」を15日から開設した。

富士フイルムの最先端の顔検出技術.jpg
開設した富士フイルムの最先端の顔検出技術が体験できるサイト
FUJIFILM Internet Technology Labs(http://kaolabo.com/)


 FUJIFILM Internet Technology Labsは、富士フイルムが独自に開発した先進的なソフトウエア技術を、インターネットを通じて体験してもらうラボ(実験室)サイトの集合体。Internet Technology Labsで公開している各ラボサイトでは、それぞれのソフトウエア技術のAPI(※1)や技術を利用したウェブアプリケーションを公開している。

 昨年7月に第1弾として公開した「TRIPIT Lab」(トリピットラボ)では、それぞれの画像にひも付けられた「ことば」(タグ情報、タイトルなど)同士を、言語処理技術を応用して結びつけることで関連する画像を探し出す新しい検索エンジン「TRIPIT」について紹介している。

 今回、第2弾として公開する「顔ラボ」は、富士フイルムがこれまで、イメージングシステムや印刷、医療など高度な画像処理が必要な分野の製品開発で培った技術の中でも、代表的位置付けの顔検出技術を紹介するラボサイト。

 顔検出技術は、当社のデジタルカメラ「FinePixシリーズ」で、人間の正面顔や横顔を自動的に検出して明るさやピントを調整し、美しく撮影する「顔キレイナビ」(※2)のコア技術として応用されている。また、顔写真を使ってメールをデコレーションする携帯電話用サービス(※3)などにも採用されている。今後は、セキュリティシステムや顔をキーにして多量の写真データを整理・検索するといったビジネス向けアプリケーションなど、幅広い製品分野での利用も見込まれる。

 「顔ラボ」では、この顔検出技術を使って、アップロードした写真から検出した顔の画像を使って楽しめる体験型アプリケーションやゲーム、最先端の顔検出技術のAPIを順次公開。今後、開発した技術が持つポテンシャルを追及するとともに、体験したユーザーの声もダイレクトにアプリケーションの仕様に反映させることで、さらなる技術の向上を目指す。

◆API(※1)とは Application Programming Interfaceの略。ソフトウエアを開発する際にアプリケーションから利用できる機能の入口となるもので、関数の集合体として提供される。主にファイル制御、画像処理、文字制御などの用途で提供されることが多く、開発者はその機能を呼び出すだけで、自らプログラミングすることなく、その機能を利用したソフトウエアを開発できるメリットがある。

◆顔キレイナビ(※2)とは 富士フイルムのデジタルカメラ「FinePixシリーズ」に搭載されている顔検出機能。最新機種のFinePix F50fdでは、正面顔に加えて横顔や斜め顔の検出が可能。カメラを被写体に向けるだけで、最短0.05秒で最大10人の顔を一度に検出でき、人物の顔にピントを合わせ、明るさを自動調整する。また画像再生時は、検出した顔の部分を拡大表示してピントや表情を確認できるほか、人物の顔を中心としたスライドショー再生など楽しむことができる。

◆携帯電話用サービス(※3) 富士フイルムは、カメラ付携帯電話から、オリジナルの写真を使ってデコレーションしたメールが簡単に作成できる携帯用コンテンツサイトを、2007年10月から、それぞれのキャリアの公式サイトとして本格オープンし、サービスを開始している。NTTDoCoMo(iモード)とKDDI(Ezweb)向け「写真デコミラクル」、SoftBank(Yahoo!ケータイ)向け「ミラクル写真アレメ」

<公開内容>

(1) ウェブアプリケーション「顔シークレット」
 ユーザーがアップロードした画像から自動で顔を検出し、「目伏せ」「ぼかし」「スタンプ」など複数の効果の中から選んだ方法で、顔を隠すことができる。また、画面上で顔をクリックすることで、顔を隠す効果のON/OFFを切り替えることができる。

(2) ウェブゲーム「顔シャボン」
 ユーザーがアップロードした画像から顔を検出し、検出した顔が映ったシャボン玉を作成するオリジナルゲーム。制限時間内に、いかに大きなシャボン玉を数多く作れるかを楽しめる。公開は本年1月21日(月)を予定。

(3) ウェブAPI (利用時事前登録制、商用目的のアプリケーションを除き利用可能)
 顔検出機能を使ったウェブアプリケーションを簡単に試作することができるAPIを公開。商用目的のアプリケーションでなければ、利用規約に合意の上、無償で利用することができる。公開は本年1月28日(月)を予定。なお、利用規約に反するアプリケーションの作成などがあった場合、API使用の許諾を取り消すことがある。

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