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東京工業品取引所 平成20年6月の概況について

ニュースリリース|東京工業品取引所|

 この度、東京工業品取引所では「平成20年6月の概況について」をとりまとめましたので、ご覧ください。

【内容】
・国際的インフレ懸念から金人気が再燃。金ミニも過去最高の出来高に!
・石油市場は引続き高値更新相次ぐ-アルミも上場来高値
・金先物ミニ取引の取引対象限月を拡大、いよいよ7月7日から
(以下はweb参照)
・検定試験申込者数が確定、7月5日に全国5会場で
・マネーフェスタ2008に協賛、7月12日丸ビルで開催
・TOCOM韓国セミナーを今年も開催、昨年に続き2回目
・貴金属ディーラーの団体主催の会議にスポンサー参加-9月、京都で開催
・国際的インフレ懸念から金人気が再燃。金ミニも過去最高の出来高に!

 6月の本所市場は、銀、原油及び灯油を除く全商品が前月実績を上回り、全商品出来高実績は前月比481,703枚(16.7%)増の3,364,148枚となり、2ヵ月ぶりに前月実績を上回りました。

 貴金属市場では、原油や穀物等の歴史的高騰によるインフレ懸念やドル安を背景に、NY金が急反発したことから、一般投資玉や商社等のヘッジ玉が交錯して取引が膨らみ、月間出来高は前月比115,474枚(13.1%)増の996,997枚、金ミニも標準取引の増加に伴い裁定取引等も一段と拡大し同143,738枚(41.8%)増の487,999枚と過去最高を記録しました。白金は需給逼迫感の見直し等で価格水準を戻したことから活況を呈し、同47,239枚(8.3%)増の617,757枚に、パラジウムも僚品の白金高に追随したことから同10,669枚(35.1%)増の41,103枚となりました。

 石油市場の原油及び灯油は、世界的な需給逼迫感からNY原油が連日の市場最高値更新で、初の140ドル台示現という急激な値幅変動で積極的な取引は控えられましたが、ガソリンは前月の暫定税率復活による落ち込みから回復し、前月比12,222枚(3.7%)増の338,568枚となりました。

 またゴム市場では、海外産地の天候不順による生産障害、原価価格の急騰や中国の在庫減少を背景に、市場人気の高まりから急伸して開所来高値を更新したことから取引が膨らみ、出来高は同155,900枚(30.8%)増の662,304枚となりました。

・石油市場は引続き高値更新相次ぐ-アルミも上場来高値

 6月中は、産油国・消費国緊急会合でサウジアラビアが増産を発表した後もNY原油は大きく上伸、140ドルを突破しました。こうした中、本所原油、ガソリン及び灯油が上場来高値を更新しました。原油は1klあたり9万円を超え、ガソリン(期先)も1klあたり10万円(税抜)を超えました。

 また、アルミニウム(期先)が上場来高値となりました。エネルギー価格の高騰が波及し、本所商品は軒並み歴史的な高値水準となっています。

・金先物ミニ取引の取引対象限月を拡大、いよいよ7月7日から
 
 既報ですが、7月7日から、金先物ミニ取引について、現行は期近3限月制となっているものを金先物標準取引と同様、6限月制になります。金先物ミニ取引(金100gの先物取引)は、金先物標準取引(金1kgの先物取引)の10分の1のミニサイズ商品として、昨年7月から取引が開始されました。6月27日には金先物ミニ取引の出来高が過去最高の48,841枚を記録。コモディティ投資に注目が集まる中、今回の取引対象限月の拡大で一層の市場拡大が期待されます。

≪お問合せ先≫  東京工業品取引所 広報部 市村・武井・宮内
TEL:03-3661-7567  FAX:03-5695-6059 

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