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　ボンバルディア・エアロスペースは６月２３日、リージョナル・ジェット機「ＣＲＪ７００ ＮｅｘｔＧｅｎ」４機の確定注文を受注したと発表しました。注文にはさらに、同機４機のオプション契約も含まれています。同社の希望により、発注者はまだ明らかにすることができません。

　今回の確定契約は、総額約１億４,６００万米ドル（ＣＲＪ７００ ＮｅｘｔＧｅｎ型機の表示価格ベース）で、４機のオプション契約がすべて履行されれば、契約総額は約３億２００万米ドルとなります。

　この件について、ボンバルディア・コマーシャル・エアクラフト、ゲリー・Ｒ・スコット社長は、「当社のＣＲＪ ＮｅｘｔＧｅｎシリーズ機は、２００７年春の計画発表以来、大変好調な受注が続いています。今回の注文で、ＣＲＪ ＮｅｘｔＧｅｎシリーズの確定注文数は累計２１３機、発注者数は１９社に達しました。このシリーズが顧客各社のニーズに合って満足いただいていること、当社としても同シリーズへの投資に十分な正当性があったことが、明確であると考えています」と述べています。

　ボンバルディアＣＲＪ７００ ＮｅｘｔＧｅｎ、ＣＲＪ９００ ＮｅｘｔＧｅｎ、ＣＲＪ１０００ ＮｅｘｔＧｅｎの各機は内装を一新し、また経済性も旧ＣＲＪシリーズから大きく改善しました。経済性が改善できた要因は２つあります。燃費を最大４%抑えたことと、機体の整備要件を下げて直接整備費を削減したことです。

　ＣＲＪシリーズ全体の累計受注数は現在１,６６７機で、２００８年４月３０日現在では、このうち１,４８５機の引渡しを終えています。

　▽ボンバルディアについて
　ボンバルディアは、リージョナル航空機、ビジネス・ジェット機から、鉄道輸送の機材、システム、サービスに至るまで、画期的な輸送ソリューションを提供する世界屈指のメーカーで、カナダに本社を置くグローバル企業です。２００７年１月期の総売上高は１４８億ＵＳドルであり、トロント証券取引所に上場しています（取引コードＢＢＤ）。ボンバルディアは、Ｄｏｗ Ｊｏｎｅｓ Ｓｕｓｔａｉｎａｂｉｌｉｔｙ Ｗｏｒｌｄと同Ｎｏｒｔｈ Ａｍｅｒｉｃａの２指標の対象銘柄に組み込まれています。ニュースと情報については、www.bombardier.comを御覧ください。

　ボンバルディア、ＣＲＪ, ＣＲＪ７００, ＣＲＪ９００, ＣＲＪ１０００および ＮｅｘｔＧｅｎは、ボンバルディア、あるいはその子会社の登録商標です。

［ 2008.06.26 木曜日 05:55   航空・宇宙 ］

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