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東京工業品取引所、平成20年5月の概況を発表

ニュースリリース|東京工業品取引所|

 この度、東京工業品取引所では「平成20年5月の概況について」をとりまとめましたので、ご覧ください。

・金ミニ取引の出来高が月間最高!
・金先物ミニ取引の取引対象限月を拡大、7月7日から実施
・第62回通常総会を開催、南學理事長が3期目に
・原油急騰で、石油市場は上場来高値相次ぐ
・金ミニ取引の出来高が月間最高!

 5月の本所市場は、金ミニ取引、原油、灯油及びゴムが前月実績を上回りました。金ミニ取引は、一般投資家が手がけやすい商品性が支持されたことや金標準取引との裁定取引増で、出来高は前月比88,686枚(34.7%)増の344,261枚となりました。原油は、NY原油の史上最高値連続更新後、調整色を強めるという波乱含みの展開を呈したことから取引が膨らみ、出来高は同3,929枚(6.1%)増の68,568枚に。灯油は、非需要期にもかかわらずジェット燃料の素材油種として中国などアジアを中心とした需要増を背景に、連日上場来高値を更新したことから活況を呈し、出来高は同6,383枚(5.1%)増の132,534枚となりました。またゴム市場では、海外産地のウィンタリング(減産期)の長期化や主要消費国である中国の在庫減少を背景に、買い進まれて開所(1984年11月)来最高値更新後、一転して急反落という値幅変動の大きな推移から市場人気が高まり、出来高は同60,059枚(13.5%)増の506,404枚となりました。

 しかし、これまでの主力商品であった金(標準)、白金は、内外ともに反発後に調整色を強めたことから、またガソリンもNY原油の史上最高値更新に伴う上場来高値更新という急激な価格変動や暫定税率の復活による需要の反動等で、それぞれ積極的な取引が控えられる結果となりました。このため、5月の全商品出来高は前月比334,733枚(10.4%)減の2,882,445枚と3ヵ月連続で前月実績を下回りました。

・金先物ミニ取引の取引対象限月を拡大、7月7日から実施
 
 5月14日、本所理事会は金先物ミニ取引について、現行は期近3限月制となっているものを金先物標準取引と同様、6限月制とすることを決定しました。経済産業大臣の認可を得た後、7月7日から実施します。

 金先物ミニ取引(金100gの先物取引)は、金先物標準取引(金1kgの先物取引)の10分の1のミニサイズ商品として、昨年7月から取引が開始されました。この間、金価格が20数年来の歴史的高値圏まで高騰したことやコモディティ投資に広く注目が集まったこと、一般投資家に配慮した商品性などが認知され、順調に取引が拡大してきました。

・第62回通常総会を開催、南學理事長が3期目に
 
 5月29日、本所は第62回通常総会を開催しました。総会では任期満了に伴う役員の選任が行われ、また、その後の臨時理事会において、南學政明理事長が再任され、3期目の任期に入りました。今年、本所は株式会社化を予定していますが、それまでの任期となります。
 
・原油急騰で、石油市場は上場来高値相次ぐ
 
 5月中は、NY原油が初旬120ドルを突破後も、上昇基調はとどまらず、下旬には一時135ドルに達するなど、大きく上げ幅を拡大しました。こうした中、本所原油、ガソリン及び灯油が上場来高値を更新しました。

 石油市場の牽引などにより、本所市場全体の価格水準を総合的に表す指数であるTOCOM Indexも上昇し、5月27日に過去最高である395.15ポイントを記録しました。

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