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日本製粉、伊藤忠商事など3社合併で中国にプレミックス事業会社設立

ニュースリリース|日本製粉|

 日本製粉株式会社(社長 青崎済)は、伊藤忠商事株式会社(以下、伊藤忠)とともに、中国大手の食品事業グル-プの「頂新国際集団」(以下、頂新)の関連会社と、中国天津市に合弁会社を設立しました。新会社はプレミックスの製造・販売を目的とし、頂新のグル-プ会社を含め中国国内向けにタ-ゲットを絞り、業務用食品素材となるプレミックス類の供給を行います。

 これからの中国食品市場は、本年の北京オリンピックや2010年の上海万博などを背景に急成長が期待できる一方、競争の激化が予想されます。また、最近の食の安全・安心を取り巻く環境の変化は、中国食品業界にも大きな影響を及ぼしています。

 当社は、中国上海市に上海日粉食品有限公司(以下、上海日粉)を設立して2004年から日系を含む冷凍食品メ-カ-向けを中心に、日本製粉の厳格な製造・品質管理基準に基づく高品質のプレミックスの製造・販売を開始しています。このたびの合弁事業では、当社のプレミックストップメ-カ-としての技術力・開発力、頂新の中国における総合食品メ-カ-としての優れた経営能力と販売力、伊藤忠の中国市場における豊富な経験と多角的な事業推進体制の3つの強みを集約させて競争優位性の確立を目指します。

 当社グル-プは、加工食品の生産基地としての中国市場で、新会社と上海日粉それぞれの強みを活かし、オ-ルラウンドのプレミックスメ-カ-として事業基盤を築いてまいります。

 なお、今回の新会社設立により、当社グル-プの海外におけるプレミックス生産拠点は、アジア地域では中国の上海日粉、タイのNIPPN(Thailand) Co., Ltd.と合わせて3拠点目、北米のQuality Naturally! Foods, Inc. を加えると4拠点目となります。

【新会社の概要】
名称: 天津全順食品有限公司(Tianjin Chuan Shun Foods Co., Ltd.)
所在地: 中国天津市天津経済技術開発区
会社設立日: 2007年3月23日
資本金: 100万米ドル(約1億円、当社:East One社:伊藤忠=45:45:10)
代表者: 薛 光奇
事業内容: 中国国内市場向けプレミックスの製造・販売
生産能力: 年間3,600トン
稼働時期: 2008年6月
年商: 初年度500万人民元(約7,500万円)

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