篠田プラズマのニュースリリース

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篠田プラズマがヒビノと業務提携、ラスベガスでの試作機展示

ニュースリリース|篠田プラズマ|

　篠田プラズマ株式会社(以下ＳＰＣ、代表取締役会長：篠田傳、本社：兵庫県神戸市)は、２００８年５月１５日に最新の試作機を公開すると共に、ラスベガスでの試作機展示およびヒビノ株式会社との業務提携に関する記者会見を開催いたしましたのでご報告申し上げます。

１．最新試作機の公開について

　ＳＰＣは、超大画面フィルム型ディスプレイであるプラズマチューブアレイ(ＰＴＡ)の製品化を進めておりますが、超薄型軽量で曲面表示の３ｍ×１ｍ(１２５型：対角１２５インチ)試作機が完成し、本日初公開致しました。

【本日の公開機の概要】
　＜３ｍ×１ｍ(１２５型：対角１２５インチ) ＰＴＡシステムモジュール開発試作機＞
　構成　　　　：１ｍ×１ｍＰＴＡサブモジュール×３面、シームレス接続
　画面サイズ　：横３ｍ×縦１ｍ (Ｒ３．０ｍ曲面表示)
　画素数　　　：横９６０×縦３６０
　表示フィルム：厚さ１ｍｍ　重量　約３．６ｋｇ
　消費電力　　：標準４００Ｗ　最大６００Ｗ

　なお、本開発における省電力化技術は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(ＮＥＤＯ)との共同研究成果になります。

２．ラスベガスでの試作機展示について

　ＳＰＣでは、本日公開の試作機と同型の試作機を、米国ラスベガスで開催されるインフォコム２００８の開催期間に合せて同地にてプライベート展示をいたしますので併せてご案内申し上げます。是非この機会に現地にて当社の展示機をご覧いただきたく、ご来訪をお待ち申し上げております。

【ラスベガスでの展示機の仕様】
　本日の公開機仕様に加え、映像処理や反射防止光学フィルタを搭載し、最終製品がよりイメージしやすいものとなります。

【見学会の概要】
　開催期間　　：２００８年６月１８日(水)～６月２０日(金)
　　　　　　　　※いずれも現地時間

【詳細および申し込み方法】
　現地での見学を希望される方は、事前にお申し込みが必要です。詳細ならびにお申し込み方法は、近日中にご案内申し上げます。

３．販売面でのアライアンス体制の進捗について

　ＳＰＣでは、すでに２００８年１月２８日にＰＴＡモジュール製造面でのアライアンス
　体制として株式会社アルバックさま、藤森工業株式会社さま、大電株式会社さまとの事業提携についてご報告を申し上げておりますが、この度、最終製品開発面および販売面についてヒビノ株式会社さま(代表取締役社長：日比野晃久、本社：東京都港区港南三丁目５-１４)との業務提携を行う運びとなりました。

　(１)業務提携の理由
　ヒビノ株式会社さまはジャスダック上場の、業務用音響・映像機器の専業メーカーとしては国内最大手の優良企業です。かねてよりＬＥＤ関連業務の一環として屋外型デジタルサイネージ(電子広告看板システム)事業を推進されていらっしゃいますが、屋内型のデジタルサイネージ市場にも注目されており、ＳＰＣのＰＴＡモジュールに高い関心を持っていただきました。ヒビノさまのプロセッサ(映像信号制御装置)とＳＰＣのＰＴＡモジュールとを組み合わせて高画質化を図ることで、屋内型のデジタルサイネージ市場において需要を喚起していくことができるものと考えております。

　(２)業務提携の内容
　１．ヒビノさまのプロセッサとＳＰＣのＰＴＡモジュールを組み合わせたセット製品の共同開発を行う。
　２．販売、資本などの包括的な提携を視野に入れて、両社の協力関係を強める。

　本日、共同戦略に関わる覚書を締結し、今後様々な面での業務提携に関して協議を進めていくことを確認いたしました。

●篠田プラズマ株式会社(ＳＰＣ)
設立年月日　　：２００５年６月２７日
資本金　　　　：２７６百万円(２００８年４月３０日現在)
代表取締役会長：篠田傳
代表取締役社長：篠田洋子
従業員数　　　：５１名(２００８年４月３０日現在、役員・派遣社員を含む)
所在地　　　　：神戸ポートアイランド　神戸市中央区港島南町４-６-７

●ヒビノ株式会社
設立年月日　　：１９６４年１１月１３日
資本金　　　　：１，７０１百万円(２００８年３月末現在)
代表取締役社長：日比野晃久
所在地　　　　：東京都港区港南３-５-１４