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母親になるのにベストな国は?日本31位=セーブ・ザ・チルドレン

ニュースリリース|セーブ・ザ・チルドレン|

 子どもたちのための民間の国際援助団体(NGO)セーブ・ザ・チルドレンは、母の日を機会に母親に注目することで子どもについて考えるきっかけを作るため、毎年、母親になるのにベストな国ランキング「母親指標(Mothers'Index)」を発表しています。9回目の今年は過去最多の146ヶ国における母親と子どもの状態を比較しています。その結果、今年日本は31位となり、昨年の29位から2つ順位を落としました。2005年にランキング対象国となって以来、最低のランキングになっています。(2005年14位、2006年12位)

 例年通り母親指標の上位は北欧の国々が、下位はサハラ砂漠以南のアフリカの国々が占めています。国別ではトップはスウェーデン、最下位はニジェールになりました。
トップ10ヶ国は、母親と子どもの健康面や教育、経済状態に関して、非常に高い指標を達成しています。一方下位10ヶ国は、すべての指標において相反する数値を示しています。

【母親指標~母親になるのに最も適した国】
■ベスト5
1位 スウェーデン
2位 ノルウェー
3位 アイスランド
4位 ニュージーランド
5位 デンマーク
(31位 日本)

■ワースト5
142位 アンゴラ
143位 シエラレオネ
144位 イエメン
145位 チャド
146位 ニジェール

 日本のランクは母親指標で31位、「女性指標」で36位、「子ども指標」で6位となっています。5歳以下の子どもの死亡率が低いことや、就学率が高いことなどから「子ども指標」では昨年同様上位にランクされていますが、一昨年の1位に比べると順位を落としています。また近代的な避妊手法の使用率が51%、女性の国政レベルでの参加率が9%と低いことや(上位国ではそれぞれ70%超、30%超)、男女間賃金格差が北欧国より平均して1.5倍高い、など女性指標において低いランキングとなっているため、母親指標のランキングを低下させる結果となりました。

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