ＢＰＯサービスのニュースリリース

プレスリリース

[PR]　

アスクルが間接材の購買におけるＢＰＯサービスの提供開始

ニュースリリース|ＢＰＯサービス|

　アスクル株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役社長：岩田彰一郎、http://askul.co.jp、以下アスクル）は、間接材の最適購買および間接材購買の業務負担軽減を支援するＢＰＯサービス（ＢｕｓｉｎｅｓｓＰｒｏｃｅｓｓＯｕｔｓｏｕｒｃｉｎｇＳｅｒｖｉｃｅｓ/社内業務の外注化サービス）の提供を、４月１４日より、アサヒビール株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：荻田　伍、http://www.asahibeer.co.jp/、以下アサヒビール）にて開始しました。アサヒビールは、今回の導入による稼動確認を経て、順次、グループ企業約３０社への導入を計画しています。(*１) 間接材とは、生産に直接関わる素材や原料、部品など、直接材以外の一般消耗資材全般を指します。

　今回提供を開始したＢＰＯサービス「ＳＯＬＯＥＬ（ソロエル）」（以下、ＳＯＬＯＥＬ、https://www.soloel.com/info/）は、オフィスデリバリーサービス最大手アスクルの商品調達と物流ノウハウを活用した、（１）購買システム、（２）購買業務代行サービス、（３）購買改革コンサルティングの提供を基本サービスとする新しい電子購買サービスです。購買業務の見える化、チェック機能の強化などＪ-ＳＯＸ法に対応した購買システムの利用とともに、間接材の調達単価低減、業務工数削減のための業務ＢＰＲ（ＢｕｓｉｎｅｓｓＰｒｏｃｅｓｓＲｅｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ/業務プロセス改革）、ＣＯ２の排出削減に向けた環境負荷の少ない共同配送の検討など、総合的かつ継続的な購買業務改革をご提案いたします。ＳＯＬＯＥＬは、一般的な購買システムの“仕組み的”なサポートにとどまらず、購買の業務改革の戦略設計と、それを具体化し実行を支援する業務運営のサポート体制とを有しているのが特長です。

＜ＢＰＯ市場の拡大＞
　企業のグローバル競争の拡大、原材料価格の高騰、為替の急激な変動など、企業を取り巻く環境がいっそう厳しさを増す中、企業はコスト構造の抜本的な見直しによる購買プロセスの適正化を加速しています。一般的な間接経費の圧縮が一巡した企業は今や、さらなる効率化を追求しノンコア業務の外注化を推し進めています。最近では、調達・購買などの高度な専門性を要する業務までも業務委託等の外注サービスの活用による競争力の維持を目指す企業が増えています。また商品の広がりでＢＰＯ市場を捉えると、事務・総務用品、ハード・ソフトウェア、工具、理化学用品、包装材などの間接材の流通額は年間約１５兆円と試算しています（アスクル調べ）。これら間接材は、一般的に汎用性の高い商品も多いことから、購買プロセスの適正化を進めるとともに、各々の購買商品を取り纏めることによってさらなる効率化の余地を残しているとアスクルは考えています。

　オフィスの購買代理人として中小事業所を中心にビジネスを拡大してきたアスクルは、近年大企業との取引も増加しています。アスクルは、２００３年５月に大企業の調達購買の電子化を支援する１００%子会社のＡＳＫＵＬｅ-ＰｒｏＳｅｒｖｉｃｅ株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役社長：内田　洋輔）をいち早く設立し、企業購買を取り巻く環境変化に対応するノウハウを蓄積してきました。

＜ソロエルの概要＞
　ＳＯＬＯＥＬは、こうした大企業向け調達購買で培ったサプライヤーとのパートナーシップや物流インフラ、購買システム構築などのノウハウをさらに進化させた新しいサービスです。ＳＯＬＯＥＬは、（１）購買システム、（２）購買業務代行サービス、（３）購買改革コンサルティングの提供を通じて、分散購買による業務・コスト負荷を課題とする企業を対象に集中購買への移行を支援します。ＳＯＬＯＥＬは、導入後も購買業務改革のパートナーとして、お客様とともに調達、決、業務運営、購買データ管理、環境負荷などの分析・検証を進め、さらなる業務効率化を支援してまいります。

＜サービス詳細の記載を一部割愛させていただきます。詳細は、プレスリリースをご参照ください。http://www.askul.co.jp/kaisya/press/press/080416.html＞

＜今後の展開について＞
　ＳＯＬＯＥＬは、２００９年５月期中に、アサヒビールグループ企業を含めた３～４企業グループへの導入を予定し、２０１１年５月期まで３０企業グループへの導入を目指すとともに、中堅企業への拡大も進めてまいります。また今後のお客様の広がりの中で、請求・支払い代行、共同購買、エコ配送などのサービスも順次拡大していく予定です。

［ 2008.04.16 水曜日 11:46 IT・通信・放送］