商船三井のニュースリリース

プレスリリース

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商船三井がＧＵＬＦＬＰＧ社とＶＬＧＣ２隻を定期傭船で合意

ニュースリリース|商船三井|

　当社とＧＵＬＦＬＰＧＴｒａｎｓｐｏｒｔＣｏｍｐａｎｙＷ．Ｌ．Ｌ．（ＧＵＬＦＬＰＧ注）は、新造の大型ＬＰＧ船（ＶＬＧＣ）２隻を定期傭船することに合意し、４月１４日にドーハ（カタール）にて調印式を行いました。

（注）ＧＵＬＦＬＰＧＴｒａｎｓｐｏｒｔＣｏｍｐａｎｙＷ．Ｌ．Ｌ．（ＧＵＬＦＬＰＧ）カタール資本の海運会社２社、ＱａｔａｒＧａｓＴｒａｎｓｐｏｒｔＣｏｍｐａｎｙ（ＮＡＫＩＬＡＴ）およびＱａｔａｒＳｈｉｐｐｉｎｇＣｏｍｐａｎｙが共同で出資した船舶保有会社

■新造大型ＬＰＧ船２隻（同型船）の概要

船　名：“ＢＵＳＩＤＲＡ”および“ＵＭＭＬＡＱＨＡＢ”
竣　工：本年４月および７月（予定）
造船所：現代重工業（韓国）
載貨容量：８２，０００ｍ３
全　長：２２５．２８ｍ
全　幅：３６．６３ｍ
喫　水：１２．００ｍ
（２隻はいずれも、大型冷却式ＬＰＧ船。冷凍ＬＰＧ船とも呼ばれる）

■今後の取り組み

　今回の定期傭船契約は、本年１月に当社とＱａｔａｒＧａｓＴｒａｎｓｐｏｒｔＣｏｍｐａｎｙ(ＮＡＫＩＬＡＴ)の間で基本合意した以下内容に沿ったものです。当社はこの合意に沿って、今後も大型ＬＰＧ船の運航に積極的に取り組みます。

　大型ＬＰＧ船の海上輸送に関する共同運航事業体制を２００９年１月開始目標で確立する。

　２００８年中に竣工する上記２隻は、共同運航事業開始まで当社が定期傭船する。

　２００８年末および２００９年第一四半期に竣工する３番船、４番船を加えたカタール保有計４隻を、商船三井の既存スポット運航船隊とともに２００９年１月から共同運航事業で運航する。

　当社およびＮＡＫＩＬＡＴは、将来世界最大のＬＰＧ輸出国となるカタールからの出荷をはじめとするＬＰＧ海上貿易量の拡大をにらみ、共同運航による船隊規模を生かして船腹の効率活用を図ります。傭船者に顧客本位、安全、確実なＬＰＧ海上輸送サービスを提供します。

　当社は上記とは別に、新造ＶＬＧＣ７隻を発注／傭船契約を締結しており、２００９年第二四半期から順次共同運航事業に加えていきます。２０１０年には運航規模を約２０隻に拡大します。