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主役不在もファン多数、池田「徹平が来ると思った?」=ブラック

ブラック会社
トークイベントを行った左から井手陽子プロデューサー、池田鉄洋、佐藤祐市監督
 小池徹平主演の映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」(11月下旬公開)のトークイベントが26日、東京・渋谷パルコのパルコファクトリーで行われ、佐藤祐市監督、出演の池田鉄洋、井手陽子プロデューサーの3人が出演した。

 映画は、掲示板「2ちゃんねる」の書き込みから生まれた実話をもとに、小池徹平扮する元ニートの青年が、職場環境が問題だらけの就職先企業「ブラック会社」での奮闘を描く。

 トークイベントでは、撮影秘話や貴重なメイキング映像も初披露。会場に多くのファンが詰め掛けたことに、池田は「小池徹平が来るという誤報が流れたからこんなに多くの方が来たのか(笑い)」とチクリ。それでも会場を大きく盛り上げ、本作の魅力をしっかりとPRした。

 以下、トーク内容。

――この仕事を選んだきっかけは?

 池田 渋谷でございます。渋谷に昔あった劇場へ小学生時代観に行った時、衝撃を受けた。その頃から演劇が魅力的に感じた。高校の時に映画監督になりたくて映画研究会に入った。井出父の影響で小さい頃から映画を観ていて好きになった。でも、サスペンスとか人が死ぬ映画しか観せてくれなかった。大学時代はミニシアターブームだった。

 佐藤 最初は音楽をやりたかった。音楽に携わるいろんな人を見て”どう考えても俺は音楽では食えない”と思った。音楽と映像が一緒になっている仕事をしたいと思った。もともと人を喜ばせたり笑わせる事が好きだった。

――子供の頃の夢は?
 池田 小学4年生の頃の文集に『スター』と書いていた。横に絵が描いてあって、袖にフリンジがついている衣装を着ていた。

 井出 小学校の頃はタッチの南ちゃんに憧れて『マネージャー』になりたいと思った。高校時代は『羊たちの沈黙』を観てFBI捜査官になりたかった。

 佐藤 タクシーの運転手。親父がタクシーの運転手だった。

――今気になる人は?

 池田 田中圭。ポスターだと俺の方が前だけど(笑)色っぽいんだよ。惚れちゃうんだよね。現場で女性と話をする時、凄い自然体。「たまんねーな!俺もからかって欲しい」。芝居もだけど普段の魅力がムンムン。普段の彼はもう放っとけない!見た感じ、唇とかも凄い柔らかそう。

 井出 マイコさん。難しい役を嫌味なく演じて、面白くてリアリティがあって上品さも出ていた。(佐藤:マイコさんは貴重だなと思った。大事に育って欲しい。カワイイ方で最近気になってブログを見た。)

――撮影秘話は(質問した方が小池ファンという話を受けて)

 池田 徹平ちゃんがオリジナルラブソングを歌ってくれた。主演という事もあり、周りのみんなに気を遣う事に徹していた。本当に日本にこの人がいて良かったと思う位紳士な人。あんなに素敵な人がいるんだな。お世辞ではなく、カッコイイ。悪口を言おうとしても無い。あのカワイイ顔でハゲたらヤバイとかそういうレベル。単純にピュアではなく、自分で自分を律する事が出来る人。僕が台詞を噛んだら背中をポンポンしてくれて、何気に男らしい。

 佐藤 アイドルというイメージを払拭したい。役者として見て欲しい。

 池田 勇気をもらえる作品だし、笑えるし、複雑なものも内包されている。全ての人への応援歌。小池徹平ちゃんも同じタイミングで涙ぐんでいた。満足感というより、作品の意図を汲み取ったのだと思う。

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