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黒木メイサが初の英語アフレコに挑戦=アサルトガール

黒木メイサ
12月19日(土)よりテアトル新宿、池袋テアトルダイヤほか全国順次ロードショー
(C)2009 八八粍・デイズ/ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
 スカイ・クロラなどで世界に名を馳せる押井守監督による8年ぶりとなる長編実写映画「アサルトガールズ」が12月19日に公開されることが決まった。7月30日には都内で公開アフレコ収録が行われ、女性ハンターを演じる黒木メイサ(21)が初めての英語アフレコに挑戦した。

 映画は、近未来の戦場で、黒木メイサ、菊地凛子、佐伯日菜子が演じる3人の美女ハンターが巨大なモンスターを対決する、SFエンターテイメント映画。英語アフレコに初挑戦した黒木は「監督に演技を意識してって言われたので、気持が楽になりました。実際にどのように出来上がっているか、完成が楽しみ」と笑顔。

 この日公開されたシーンは黒木が英語で「Give me a break! There are negotiations, so make an exception.」(うるさいわね!込み入った話をするんだから、特例で認めてよ)」と叫ぶところ。黒木はは初めての英語アフレコにも物怖じせず、流暢な英語で感情的な怒りを見事に表現していた。

【一問一答】
――英語でのアフレコ、挑戦してみてどうでしたか?
メイサ:英語でのアフレコは、監督に演技を意識してって言われたので、気持が楽になりました。今までにやったことないですね。

――撮影はいかがでしたか?
メイサ:(CGが多く使用される作品のため)撮影しながら、何をやっているのかわからない部分があって不安だったけど、監督の言うとおりに演技しました。見えないモンスターと戦うシーンとか、CGが完成して仕上がったシーンを見るのが楽しみです!

――体力的に辛かったことや撮影のエピソードなどは?(※本作は大島(東京都)でロケを行ないました)
メイサ:自分自身何をやっているか把握できていないところがあったので、正直不安なところはあったんですが、体力的なきつさといえば、撮影時がすごい強風だったので、それに耐えるということくらいだったですかね。

――撮影するにあたって、その強風の日などは、問題ありましたか?
押井:問題だらけですよ。現場の音は一切使えないので、全部アフレコだもん。でも撮影の際は、役者をどうやって際立たせるか、ひたすらそうなっちゃう。まあでもそういう現場だったので、いい絵は撮れました。アフレコの方がいい絵が撮れる。お天気もよかった。

――アクションシーンには初めて挑まれたとのことですが、いかがでしたか?
メイサ:楽しかったです、すごく。撮影に入る前に道場に行って練習したんですけど、実際現場に入ると足元が砂場で動きが全然変わってくるので結構大変でした。
押井:格闘シーンは面白いと思う。

――お二人が会ったのは?
押井:撮影前です。「僕の映画出るの?出てもいいことないけど(笑)」って。

――新しい試みはありますか?
押井:女優3人に出てもらったこと。

――見えないモンスターと砂漠で戦うという撮影はいかがでしたか?
メイサ:それがよくわからなかったので不安だったのだが、撮影前に監督に説明してもらって、想像して挑みました。実際にどのように出来上がっているか、完成が楽しみ。

――作品のヴァーチャルな世界観を表現するために気をつけたことはありますか?
メイサ:あんまり人間ぽくない方がいいのかなとか考えていたが、大島というあの空間に入った途端に、気持ちが切り替わっていく感じがすごかったので、あの大島という場所でロケをしたことに助けられた気がします。

――ちなみに黒木さんは今回この作品を演じるにあたって、参考に何かゲームをやってみたりしましたか?
メイサ:実際に自分ではあまりやりませんでしたが、そういった本を読んだり作品を観たりはしました。

――では、押井監督はゲームをやったりはしますか?
押井:やってますよ。今はドラゴンクエスト。レベル31です。

――最後にメッセージを。
メイサ:今回はアフレコをするという想定で、映画を先に撮るやり方でつくっています、おもしろい作品になっていると思います。ぜひ、チェックしてみてください。
押井:僕の映画としてはたぶん画期的なくらいわかりやすいと思う。本当の娯楽作品になっていると思うので、どうぞ疑うことなく。

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