現在位置: HOME > ニュース&コラム > 映画ニュース > バックナンバー


上戸彩が3代目アトムに「イメージを壊さないように」

上戸彩
(C)2009 Imagi Crystal Limited Original Manga (C) Tezuka Productions Co., Ltd.
 手塚治虫氏の名作「鉄腕アトム」を原作にした米映画「ATOM(アトム)」の日本語吹替版のアトムの声優が上戸彩に決まった。アトムの父親であるテンマ博士は役所広司が演じる。アトムの声優は過去に、テレビシリーズとして、清水マリ、津村まことの2人が担当しており上戸は3人目となる。

 上戸は「アトムの声優ができて、すごい嬉しいです。たくさんの方に愛されているアトムのイメージを壊さないように頑張ります!今回の映画『ATOM』は優しくて力持ちなアトムだけではなく、ちょっと切ない部分や、深いメッセージがこめられているので是非たくさんの方に観て欲しいです」と意気込みを語っている。

 映画は、手塚治虫氏の生誕80周年を締めくくる記念作品。香港とロサンゼルスにスタジオを構えるアニメーション製作会社イマジ・スタジオが、手塚プロダクションと共同で製作にあたる。映画版も、自分の力を戦いに使いたくないアトムの葛藤や、父と子の愛についてなど、その世界観が忠実に表現される。

 海外版の声優には、『チャーリーとチョコレート工場』で天才子役として名を馳せたフレディ・ハイモアがアトムを、自他共に「鉄腕アトム」の大ファンであるニコラス・ケイジがテンマ博士を担当している。

 今回、日本語吹替版声のアトムに上戸を選出理由について関係者は「過酷な運命を知ったアトムが徐々に力強いヒーローへと変化していく様子を演じられる声優を探していました。そこで演技力があり、日本を代表する元気なキャラクターに合う役者として、国民的アイドルである上戸彩さんに白羽の矢を立てました」と話す。

 テンマ博士役を演じる役所広司は「子どもの頃テレビで『鉄腕アトム』を見ていましたし、初めて描いたマンガもアトムでした。この映画に描かれている血のつながりや人種など関係なく相手を思いやる気持ちがあれば親子にも友人にもなれるという部分に魅力を感じました」と話している。

 配給は角川映画、角川エンタテインメント。映画は10月10日の土曜日に全国公開される。

映画関連記事

powered by weblio




バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
最新の映画ニュース