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ターミネーター4がブラウンGP後援、F1スペインGP

 【バルセロナ(スペイン)8日PRN=共同JBN】期待の高い『ターミネーター4(Terminator Salvation)』の世界公開に先駆け、フォーミュラワン(F1)のチャンピオンチームであるブラウンGPは、映画配給会社ソニー・ピクチャーズ・リリーシング・インターナショナル社と協力して、8日から始まるF1世界選手権第4戦スペイン・グランプリ(GP)からターミネーターのイメージをフォーミュラカーのデザインに使うことになった。『ターミネーター4』は2009年6月3日から欧州ならびに世界全域で公開される予定になっている。

 F1レース上位を占める同チームのドライバー、ジェンソン・バトンやルーベンス・バリチェロが乗る車体に新しくユニークなターミネーターのイメージが付けられる。このユニークなスポンサーシップは1回だけのもので、2009年5月28日にパリで開催されるレッドカーペットのプレミア公開を盛り上げることになる。
 ソニーのF1後援は2003年のイギリスGPで『ターミネーター3(RISE OF THE MACHINES)』のプロモーションのためにアーノルド・シュワルツェネッガーが登場した有名な出来事以来である。

 ブラウンGPのニック・フライ最高経営責任者(CEO)は「今週末のスペインGPでソニー・ピクチャーズ・リリーシング・インターナショナルが公開するターミネーター4をわれわれがサポートするのは興奮する経験だ。このプロモーションの協力によってわれわれのレースカーやガレージはこの有名な映画のイメージで飾られ、今年最もヒットしそうなこの映画はF1を見ている世界90カ国以上、5億8千万人以上の前で公開されることになる。映画ターミネーターはスリル満点のアクションとドラマの高調とが相まつなかで、機械と人間の知恵が勝利を目指して戦う話で、ブラウンGPやF1にとって最高の組み合わせだ」と述べた。

 映画のマックジー監督は「ターミネーターシリーズはF1とは長いつながりがあって、今回ブラウンGPというナンバーワンのチームとパートナーになるのはわれわれとしてもうれしい限りだ。F1というモータースポーツは最高峰の機械エンジニアリングの象徴で、人間の精神力が真に試される。これはターミネーター4のテーマに完全に合っている」と語った。

 ソニー・ピクチャーズ・リリーシング・インターナショナル社のサル・ラデストロ執行副社長は「F1は世界で最も人気が高いスポーツで、現在ブラウンGPより有名なスターは存在しない。今週末は世界の目がスペインに注がれており、ターミネーター4の世界公開に向けて期待を高めていくためにはブラウンGPとF1に勝るパートナーはない」と述べた。

 ターミネーター4は神判の日の後の2018年に舞台が設定されており、クリスチャン・ベールが演じるジョン・コナーがスカイネット社とターミネーターたちに対して人間のレジスタンスを率いる運命にある。しかし、コナーが信じ込まされてきた未来の姿はマーカス・ライト(サム・ワーティングトン)の出現によってゆがめられてしまう。この謎の男の記憶は自分が死刑囚檻房にいた時で終っていた。コナーはマーカスが未来から送られて来た男なのか、または過去から救出された男なのか判断しなければならない。スカイネット社が最後の攻撃を仕掛けようとする中、コナーとマーカスはスカイネットの陰謀の心臓部へと冒険を始める。しかし、そこで彼らが目撃したものは人類を絶滅させようとする試みの裏に潜む怖ろしい秘密だった。

 ターミネーター4はマイケル・フェリスとジョン・ブランカートによる脚本に基づいて、マックジーが監督指揮を取っている。この映画のプロデューサーはモリッツ・ボーマン、デリック・アンダーソン、ビクター・クビチェク、およびジェフリー・シルバーの各氏。エグゼクティブ・プロデューサーはピーター・D・グラーブ、バフマン・ナラギ、マリオ・F・カサール、アンドリュー・G・バイナ、ジョエル・B・マイケルズ、ダン・リン、およびジャンヌ・オールグッドの各氏。

 米国ではターミネーター4は2009年5月21日にワーナーブラザーズ社から公開される。ソニー・ピクチャーズ・リリーシング・インターナショナル社はほとんどの海外市場で2009年5月27日から6月13日の間に公開を開始する。

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