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成海璃子にオードリーから逆チョコ/罪とか罰とか

罪とか罰とか
成海璃子に巨大チョコを逆プレゼントするオードリー
 女優、成海璃子(16)が初めてコメディに挑戦した主演映画「罪とか罰とか」(28日公開)の舞台挨拶が10日、大阪・よみうりホールで行われ、成海をはじめ、脚本・監督のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)氏、犬山イヌコが登場した。テレビスポットでナレーションを務めた、お笑い芸人オードリー(若林正恭・春日俊彰)が応援に駆けつけ、成海へヒット祈願して重さ2キロのバレンタイン・チョコを逆プレゼントした。

 成海は個性的なピンクのワンピースを着て登場すると、「脚本を読んだ時点では、どんな映像になるか全く想像出来ませんでした。リハーサルを何度も重ねたのが良かったです。楽しかったです」と感想を述べると、そんな成海にKERA氏は「コメディエンヌぽくないイメージの人を使いたかったのと、大人でもなく子供でもなく、その中間で揺れているくらいの人を使いたかったので、成海はすごく良いなと思いました。とても感の良い子でした」と印象を語った。

 今回TVスポットで初ナレーションを行ったオードリーがスペシャルゲストとして登場すると、早速春日が「みなさん、本物の春日ですよ」と会場を沸かせた。大ファンだったKERA氏とは対称にオードリーの事を知らなかった成海に、若林は「先ほど楽屋でご挨拶した時に、すんなり知らないですと言われました」と笑いを誘った。

 映画についてオードリーの2人に感想を聞くと、若林が「去年の元旦までTVで漫才を一回もやったことがなく、主人公アヤメのがけっぷちの状況と同じ様なことがあったのでとても共感しながら、大笑いしながら見てました」、春日は「春日は自分の出ている番組でしか笑わないけど、この映画は笑いました。この春日を笑わせるとは大した映画だ」と共に太鼓判を押した。オードリーは映画のヒット祈願として約2キログラムの特製逆チョコをプレゼントした。

 続けて映画について、KERA氏は「わりと神妙に始まるんですがコメディなので大丈夫です。コメディとはいえ、ニコニコなものではなくてちょっと変わったものです。変な映画に成海が出ています。それを楽しんでください」。

 成海は「会話が進む中でおかしな方向に流れていったり、まじめに演じているんですけど、それ自体が間違っちゃってるというおかしな感じなんです。KERAさんの笑いにみんなでついていって、私自身それを楽しみながら演じられました。みなさんにも楽しんで頂きたいです」。

 犬山は「KERAさんの言う様にまるで悪魔の様なおかしな映画です。悪魔に身をゆだねて、楽しんでください」と、それぞれ感想を語った。

 オードリーの2人も「非常に楽しい映画に仕上がりました。細かいところに遊びがあるので、2、3回見ても楽しめる映画なので、劇場でまたお会いしましょう」とコメントすると、KERA氏や犬山から「まるで出演しているかの様なセリフだ」とツッコミが入る場面も。舞台挨拶は最後まで笑いの絶えないイベントとなった。

 オードリーは「罪とか罰とか」で初の映画CMスポットナレーターを務めた。その爆笑CMは、2月21日からTBSテレビで限定オンエアされる。さらに裏バージョンスポットも作成しており、こちらは21日より公式HPでアップされる。

【出演】
成海璃子、永山絢斗、段田安則 犬山イヌコ 山崎一 奥菜恵 大倉孝二 安藤サクラ 市川由衣 徳井優 佐藤江梨子 六角精児 みのすけ 緋田康人 入江雅人 田中要次 高橋ひとみ 大鷹明良 麻生久美子 石田卓也 ★ 串田和美

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