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OSGの海外戦略

 【ねじ・ネジ・業界紙】オーエスジー(大沢輝秀社長)は、アメリカに孫会社となる現地法人を設立したことと、イタリアの販売代理店の株式を100%取得し孫会社としたことを発表した。





米国の100%出資子会社であるOSGタップ&ダイINC(本社イリノイ州)は、イリノイ州ベンセンビル市に超硬工具および特殊工具の製造販売をおこなう「カッティングツール イノベーションINC」を設立した。代表者は大沢吾平取締役会長(現OSGタップ&ダイ取締役会長)。資本金百五十万ドル。従業員35名。01年の9月期売上げ五百万ドルを予定している。設立の目的は、米国における超硬工具の需要増加に対応し、短納期の特殊品供給体制を敷き、既存の超硬工具製造会社「クオリティカーバイトツールINC」(本社イリノイ州)の標準品供給体制と併せ、超硬工具の顧客ニーズに対応した生産体制を築くこと。設立は03年11月5日。





欧州の100%出資子会社OSGヨーロッパS・A(本社ベルギー)は、イタリアの「VUMATS・R・L」社の株式を100%取得し(約五億円)「OSGイタリアS・S・L」に商号変更した。代表者は石川則男取締役社長(現OSGヨーロッパ社長)。所在地はトリノ市。主な事業内容は切削工具の販売。従業員8名。資本金約一千二百万円。02年12月期の売上高は約二億九千万円、経常利益約三千八百万円。取得日は03年12月5日。株式を取得して子会社化(OSGの孫会社)したのは、欧州ではドイツに次ぐ第二の切削工具市場であるイタリアにおいて、オーエスジー製品の販路の拡大とシェア増大を図るためである。





第1918号

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