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ねじ貿易は回復傾向、09年11月迄の輸出は20万5千トンで輸入14万7千トン

 【ねじ・ネジ・業界紙】 我が国の輸出はゆるやかながら回復の方向に向っているようだ。財務省が12月21日に発表したll月貿易統計速報によると,輸出額は前年同月比6,2%減の4兆9,917億円となり,09年2月の同49.4%減を底に,7月以降は36.5%減,8月36.0%減,9月30.6%減,10月23.2%減と推移,11月には昨年10月以来の1桁の減少幅まで回復をみせている。

 アジア向け輸出額が今年初めて4.7%増の2兆6,978億円とプラスに転じ,うち対中国向けも7.8%増となった。対米国輸出額は7.9%減だが1桁台に回復しており,これは自動車輸出が5.1%増,重電機器が55。4%増と増加したことによる。対EU輸出額は15。9%減であった。

 一方,11月の輸入額は前年同月比16.8%減の4兆6,177億円で13ヵ月連続の減少に。こうした貿易動向の中で,最近のねじ貿易についてはどのような状況かを取り上げてみた。

 先ず,ねじ輸出についてみると,09年上半期は86,232.6トン(前年同期比45.4%減),金額では742億1,840万円(同43.3%減)であったが,7月は22,807トン,189億L7百万円,8月は19,599トン,165億6千万円,9月は24,202トン,194億4百万円,10月は28,553トン,220億7,9百万円,11月は24,200トン,188億6,6百万円と推移。

 このような推移から,09年1~ll月までのねじ輸出は数量で前年同期比27.2%減の205,769.6トン,金額は同28.4%減の1,705億9,450万円となった〈表1>。09年7~11月における輸出では,数量で前年同期比4.2%減のll9,537トン,金額では同10.4%減の963億7,6百万円となっており,09年1~6月上半期の輸出激減の様相からみると徐々にではあるが回復をみせている。

 数量で前年同期比プラスとなっているのは主力の中国向けの3.0%増,インド向けの37、8%増,台湾向けの9.6%増で,金額では殆んどがマイナスの中でインド向けが金額でも30.5%増を示した。米国向け及び欧州向けは何れも数量・金額ともに4割前後の減少幅となっている。中国に次ぐ市場である対米国の09年上半期輸出量は前年比63.0%減の16,768トンであった。

 このような状況により,主力の対中国向け輸出は数量で55,000トン余の26,8%を占めて首位となっており,次いで米国向けが44,925トンで21.9%を,欧州向けが25,767トンで12.5%を,タイ向けが22,192トンで10。8%,インドネシア向けが5.7%の11,720トンという輸出比率で,それに高い伸びを示したインド,メキシコ,ブラジル,マレーシア,台湾,カナダなどと続いている。

 中国向け輸出の主要製品は鉄鋼製ボルト34,445トン,鉄鋼製ナット10,182トン,鉄鋼製其他ねじ3,254トン,鉄鋼製平座金1,967トン,鉄鋼製タッピンねじ1,667トン,鉄鋼製ねじ無製品923トン,鉄鋼製ねじ付き製品706トン,ステンレスボルトの573トン,鉄鋼製リベット543トン,鉄鋼製コッターピン336トンなどとなっている。

 米国向け輸出は,鉄鋼製ボルト22,639トン,鉄鋼製ナット12,323トン,鉄鋼製平座金2,981トン,鉄鋼製タッピンねじ2,039トン,鉄鋼製其他ねじ1,936トン,鉄鋼製ねじ無製品1,471トン,鉄鋼製ねじ付き製品540トン,ステンレスボルト298トン,鉄鋼製リベット266トン,など。

 欧州向けでは,鉄鋼製ボルトが15,537トン,鉄鋼製ナットが5,049トン,鉄鋼製タッピンねじが1,721トン,鉄鋼製其他ねじ1,208トン,鉄鋼製ねじ付き製品920トン,鉄鋼製平座金594トン,鉄鋼製ねじ無製品267トン,鉄鋼製リベット133トン,ステンレスボルト128トンなど。

【2010年1月号】

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