[PR]
SDCねじ性能試験機の普及へ(2)
【ねじ・ネジ・業界紙】SDCねじ性能試験機は、85年に東京工業大学(丸山一男名誉教授・工学博士)が世界で初めてコンピューター制御による弾性域および塑性域締結のねじ性能試験を同時におこなうことができる装置として開発。その国有特許を基に、丸山氏はじめ田中等が実用化に向けて取組み、01年に田中の南大阪事業所に第1号機が導入された。以後、田中では同機の特徴を活かしてオリジナル製品のSDCボルトシリーズや航空機用ねじ部品の研究開発に使用を行ない、ボルト・ナットのトータルエンジニアリングとして提供する製品の品質保証体制を確立してきた。
一方、由良産商は豊富な取扱いアイテム及び在庫量や六角ボルト生産の併営工場(嘉亀工業†)を有すなど、ねじ業界の歴史ある卸問屋の地位を築くと共にISO品質・環境の認証登録をおこない、市場の発展と安定化に努める製品供給責任を全うしている。
第1987号1面
トラックバック
Trackback URL : http://www.nejinews.co.jp/s/news/fastener/sb.cgi/215
見出し一覧
- SDCねじ性能試験機の普及へ(2) -- 2005/12/09 金曜日