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大阪府立産研の業種別景気ヒアリング調査(8)
【ねじ・ネジ・業界紙】【設備・雇用の同行】
設備投資については、全体として低調で、新規のものはあまりみられなかった。これまでの設備を手直しし、他の製造工程もこなせるようにした、といった企業や、扱いの増えてきた品目をこなすために、古い設備を廃棄し、工場レイアウトの変更・再配置に取り組む企業などがみられた。
雇用については、定年退職者の不補充による自然減など、総じて消極的である。新卒採用は停止しているという企業が多い一方、パートタイム労働者が半数近くを占める企業や、中途採用で即戦力となる経験者を数人採用したという企業もみられた。
【今後の見通し】
今後についても、部分的に好調なところはあっても全体的な回復は見込めず、厳しい状況が続くとみられる。上述のように春には三度目の材料価格の上昇が見込まれていることから、各社ともその影響を注視している。
第1941号2・3面
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- 大阪府立産研の業種別景気ヒアリング調査(8) -- 2004/09/03 金曜日