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大阪府立産研の業種別景気ヒアリング調査(1)

 【ねじ・ネジ・業界紙】大阪府立産業研究所は、このほど府内の業種別景気動向のヒアリング調査を行ない、ねじ業界の現状や今後の見通し等について以下のように結果を報告している。調査は平成16年3月―5月期に実施されたもので、他に工作機械・ダイカスト・金網等の業種を対象に行なっている。また、ねじの原料である線材については、針金や釘など纏めた線材二次製品(分類名称)で平成15年12月―16年2月期に調査されており、事後の動向とはなるが参考のために後記にて紹介する。


 


ねじの生産は、平成14年から回復基調に入り、平成15年も増加基調に推移した。大口需要家である自動車業界の好調、さらに他のユーザー業界での生産設備及び輸出の増加などが大きい。


しかし需要化のコスト・ダウンの要求が厳しく、線材の値上げを製品価格に転嫁できず、採算状況は、依然として厳しい状況にある。さらに、16年春から大幅な線材の値上げがあり、前回の線材値上げの転嫁が実現していない企業が多い中、値上げを価格に転嫁することができないかが懸念材料となっている。

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