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日本ドリルねじ協議会 SH用製品規定見直しで改訂版冊子の作成

 【ねじ・ネジ・業界紙】 日本ドリルねじ協議会(梅村賢治会長)は3月3日、大阪市天王寺区のホテルアウィーナ大阪において第88回定例会を開き、ドリルねじ出荷量調査結果及び技術・マーケットの各委員会活動状況報告を承認したほか、市況を含めた各社の情報交換をおこなった。出荷量では重量、数量ともに全年同期比を上回る結果となった。また、SH用の製品規定見直しの完了を受けて改訂版冊子が作成された。
 

 前号(第2094号)で既報のとおりスチールハウス(SH)用ドリルねじの製品規定見直し作業が完了し、このほど日本鉄鋼連盟からの承諾が得られたことを報告。
 同製品規定などを網羅した「建築構造用ドリルねじ製品規定」の改訂版冊子が作成され、日本ねじ工業協会へ提出をおこない所定の手続きを経ていくものと説明した。なお、同冊子は約10年前に会員企業生産の市場流通製品と公的規格に基づいた製品との規定数値などの差異から着手。その後、SH用に実態の市場流通製品を反映した規格化が行われ、サイズ8mmのドリルねじが建築構造用として主務大臣認定を受けるなど、一般的な各種ドリルねじの製品規定が示された業界基準の規格書となっている。
 協議会活動の集大成と位置づけて、今後も変化する市場ニーズなど状況に応じた見直し並びに改正や、統一がなされていない製品及び新たな需要創出によって開発された新製品などの規定作成に取り組み、作業性や品質等も含めた更なる高度化したドリルねじの普及に努めていくものとしている。


第2106号1面

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