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東部ファスナーと東鋲協 ねじ商工流通懇談会で今後の課題など意見交換
【ねじ・ネジ・業界紙】 東部ファスナー協同組合(森久保豊裕理事長)と東京鋲螺協同組合(渡辺昇理事長)のねじ商工流通懇談会は10月22日、第一ホテル両国で開催された。
テーマは「ねじ業界の現状と今後の課題」「JIS B1180、B1181の附属書廃止について」「ねじ産業未来開発プロジェクトの取り組み」。
ねじ業界において今年前半までの課題と関心は、材料価格の動向と製品価格への転嫁であった。転嫁はいまだに充分とはいえないが、幾分かの是正により決算は「増収減益」基調。転嫁が浸透すれば、あるいは材料が下がれば増益も期待できるという状況であった。
しかし後半には世界的な景気後退の影響を受けて受注減少が顕著となり、先行き仕事量の確保が不安な状態となっている。
この対策は難問だが、未来開発プロジェクトを推進することで難局打開の道を見出そうとの意図を込めて、標記のテーマに基づいて意見を交換。日本ねじ商連会長の片倉新治氏も参加して、商連としての取り組み方針を説明した。
第2093号2面
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- 東部ファスナーと東鋲協 ねじ商工流通懇談会で今後の課題など意見交換 -- 2008/11/17 月曜日