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都立産技研の研究紹介†
【ねじ・ネジ・業界紙】【開発試験機の特徴】
この試験機は、主に呼び径3†前後の小ねじやタッピンねじを対象とし、次のような装置を組み込んだ。†開発小型ロードセル(力・トルク検出器)=締付け力や締付けトルク等のデータを同じに測定することができる。また、全長69†と小型化し、締付け力1KN以下、トルク5N・M以下の小さな値でも測定することができる。†データ処理装置=ロードセルからのデータを取り込みファイルに保存し、トルクと時間、締付け力と締付けトルクの関係等グラフの作成から、最大ねじ込みトルク、最適締付けトルクと締付け力、トルク係数等の解明・解析ができる装置をパソコン等により構成している。†改良電動ドライバ=タッピンねじのねじ込み性の改善を目的に、市場の電動ドライバに負荷回転数を変える回路を加え、従来の回転数一定と変調回路の波形に沿った負荷回転数にすることができる。
【測定例と効果】
開発試験機は小さな値の測定が可能で、これから適正な締付けデータを求めることができる。これは小ねじ部品の締め過ぎや締め付け不足といった締め付け不良の防止を可能とし、締付けに関する信頼性の保証に寄与するものと考えられる。
第1925号
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- 都立産技研の研究紹介† -- 2004/03/16 火曜日