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大連にソフトウエアパーク、ニューソフト社が国際進出強化

 【大連(中国・遼寧省)17日新華・PRN=共同JBN】中国最大手オフショア・ソフトウエアとサービスのアウトソーシング・プロバイダーであるニューソフト(東軟集団;Neusoft Corporation)は17日、大連ハイテク工業地域に新たなソフトウエアパークを開設した。その種の2番目となるこの施設は同社業務を拡大し、そのグローバル化プロセスを加速することを目指しており、既にある施設と合わせてソフトウエアとサービスのグローバルデリバリーセンターとなり、急速に成長している同社のオフショア・アウトソーシング業務に役立つことになる。大連はソフトウエアと情報サービス産業が急速に拡大していることから、このような動きは海外市場への拡大を加速するニューソフトの決意を表している。

 新しいソフトウエアパークは、欧州、米国、日本、韓国へのITアウトソーシングとビジネスプロセス・アウトソーシングを提供する立場になるとともに、同社のテレコム、電力、ファイナンスという3つの産業ソリューションとともに自動車電子部品R&Dセンターとリーダーシップ開発センターも含まれる。

 ニューソフトはサービスアウトソーシングと製品エンジニアリングソリューションに注力する大規模なグローバル業務基盤として設立された。同社はこのサービスパークを中国における日本市場向け最大のオフショア・アウトソーシング基地、世界で有力なエンベデッド・ソフトウエアアウトソーシング開発センターに高めることに努める。同社は相互の成長を目指す国際的パートナーとリソースを共有するエコロジカルな産業環境を生み出す目的で、特定産業向けにさらに多くを提供できる多くのグローバルパートナーに対してサービスパークを開設する計画である。

 ニューソフトの劉積仁代表取締役会長兼CEOは、このようなコンセプトと新しいパークの建設は、同社の将来的戦略とビジネス成長に基づいていると表明した。経済のグローバル化が進み、アジアの経済が成長して一段とグローバルになると、ソフトウエアとサービスアウトソーシング事業はアジアに移行してくる。中国は新たな重要なオフショア・アウトソーシング対象地となりつつあり、将来的なグローバル市場における主要な勢力として台頭することになる。ニューソフトはグローバル化したITソリューションとサービスプロバイダーになることに専念して、国際的な売上高の占める割合を今後3年から5年に現在の30%から50%に改善する計画である。

(共同通信PRワイヤー)


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