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三菱自動車とプジョーが電気自動車用パワートレイン協業

 三菱自動車とPSAプジョー・シトロエン社は17日、電気自動車用パワートレインの開発、生産に関する協業の可能性を検討することに合意したことを発表した。

 両社は、電気自動車の実用化・市場投入を促進させるためには、電気自動車の開発・生産分野で協業することが相互にメリットのあることと判断。今後数カ月を目途に協業の可能性を検討することに合意した。今回の合意により、ロシアでの現地生産協業を開始した両社の協力関係は更に強化されることになる。

 PSAは2010年から2015年までの経営計画において、環境対応車両の分野でリーダーシップをとることを目指している。 また同社は、これまでに10千台以上の電気自動車を市場投入する等、電気自動車の分野では世界最大の自動車メーカーであり、電気自動車に関する豊富な実績を有している。

 MMCは、電気自動車の分野でリーディングメーカーの一つとなること目指しており、新世代電気自動車『i MiEV(アイミーブ)』の早期実用化に向け研究開発に取り組んでいる。 日本国内には2009年の市場投入を目指しており、海外についても欧州や米国への市場投入の検討を行っている。 またリチウムイオン電池については、GSユアサ、三菱商事との合弁会社「リチウムエナジー ジャパン」による量産準備が順調に進んでいる。


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