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GMがダイアデムの品質管理プラットフォームを採用

 【トロント(カナダ)10日PRN=共同JBN】ダイアデム社(Dyadem)は10日、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が世界のエンジニアリング・製造部門で品質を管理するためダイアデムの「スタチャー」(Stature)プラットフォームを選択したと発表した。ダイアデムは「品質・リスク・ライフサイクル管理」のリーダー。

 スタチャーによりGMは共通のDFMEA(設計・開発におけるFMEA)とPFMEA(製造工程におけるFMEA)のプラットフォームを強化できる。スタチャーQLM(品質ライフサイクル管理)ソリューションは、企業が学んだ教訓に基づき設計を積極的に改善し、各部署と組織間のコミュニケーション・ギャップを減らすことにより品質を劇的に改善することを支援する。

 GM製造・品質情報システム・サービスのカーク・グートマン・グローバル情報担当役員は「われわれは品質FMEA(故障モード影響解析)を新たな段階に引き上げたいと思っていたが、ダイアデム独自のアプローチはまさしくわれわれが必要としていたものだった。ダイアデムは企業レベルで品質を管理する必要があることを理解している。同社にはGM全社で標準化できる優れた直感的なウェブベースのプラットフォームがある」と語った。

 スタチャーは、全部署・全地域で共通のライブラリーを使用するウェブベースのプラットフォームによりGMが品質計画を立て、品質の可視性を高め、製造段階で行うアップデートの採用を設計段階へ送り返すことが可能にする。世界で製造するモデルは、各部門、各部門、地域を越えたコミュニケーションと知識の共有を確かなものとする「品質」ソリューションを必要としている。

 ダイアデムのケビン・ノース社長兼最高経営責任者(CEO)は「GMはグローバルなアプローチで品質計画に取り組む重要性を認識している。多くの企業は製造段階で設計上の問題を是正しようと試みるが、製品ライフサイクルを通じて完全に品質を統合することに失敗する。GMはスタチャー・プラットフォーム上でグローバルなエンジニアリング・製造コミュニティー全体を統合することにより先頭を切っており、製品コンセプトから製品退役までを管理できる品質仕様を社内で共有している」と語った。

 ▽ゼネラル・モーターズについて
 ゼネラル・モーターズ社(NYSE:GM)は世界最大の自動車メーカーで77年間世界での年間売上高首位の座にある。GMは1908年に設立され、現在世界で26万6000人を雇用している。GM本社は米デトロイトにあり世界35カ国で乗用車とトラックを製造している。同社は2007年に以下のブランド名で約937万台の乗用車、トラックを世界で販売した。ビュイック、キャデラック、シボレー、GMC、GM大宇、ホールデン、ハマー、オペル、ポンティアック、サーブ、サターン、ボクソール、五菱(Wuling)。GM子会社のオンスター(OnStar)は自動車の安全、保安、情報サービスの業界リーダーである。GMに関する詳細はウェブサイト(www.gm.com)を参照。

 ▽ダイアデム・インターナショナルについて
 1993年に設立されたダイアデムは「品質ライフサイクル管理とリスク・ライフサイクル管理」ソリューションの市場リーダー。同社は品質管理、リスク軽減、法規制の順守、事業の継続性計画、採算の向上面で企業に力を与えるソフトウエアとサービスを提供する。ダイアデムはフォーチュン誌500社の85%と協力関係にあり、ハイテク・エレクトロニクス、医療機器、石油・ガス、化学、自動車、製薬、航空宇宙、防衛の各産業にサービスを提供している。詳しい情報はウェブサイト(http://www.dyadem.com)まで。

(共同通信PRワイヤー)


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