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肺炎球菌ワクチン接種の緊急措置、ISPPDが呼びかけ

 【レイキャビク(アイスランド)10日PRN=共同JBN】感染症とワクチンで世界を代表する約1000人の専門家が世界の子供と成人の主要な死因である肺炎球菌病から市民を守る政府の新たな緊急活動を呼びかけるため今週、アイスランド・レイキャビクで開かれている第6回国際肺炎球菌病会議(ISPPD- 6)に参集した。

 肺炎、髄膜炎、敗血症、その他生命に関わる病気の原因となるバクテリア感染症である肺炎球菌病は、毎年5歳以下の80万人余りの子供を含めて160万人の人々を死に至らしめている。推計によると、肺炎球菌ワクチン接種が世界的に実施されれば、2030年までに550万人の生命を救うことができることを示している。

 GAVIアライアンス(ワクチン予防接種世界同盟)の肺炎球菌ワクチン開発・導入計画ニューモADIP理事長兼肺炎球菌啓蒙専門家会議(PACE)共同議長であるオリン・レビン博士は「安全で効果的なワクチンは肺炎球菌病のために存在し、改良ワクチンは2009年に期待されている。われわれは化学的知識と財源を持っている。われわれが今必要なのは、無策の代償は生命の不必要な損失で測られるという政治的意志である」と語った。

 PACE主導によるISPPD-6に参集する代表的な保険医療専門家は、肺炎球菌ワクチン接種を確実にするための財源確保の新たな緊急措置を各国政府に求める世界的呼びかけを公表した。

 サビン・ワクチン研究所のシロ・デ・クアドロス執行副会長兼PACE共同議長は「国家レベルで非政府組織、科学者、業界・保健・財政政策決定者をまとめることによって、われわれの目標は数百万の生命を救えるよう支援することである。われわれはすべての関係者に、この極めて危険な病気を防ぐため必要な世界的コミットメントに関係するよう呼びかける」と語った。

 ケニアはこのシンポジウムに参加した1国であり、現在ワクチン接種計画を通じる世界的カバーに向けて努力している。

 ケニア小児科協会会長でPACEメンバーであるフレッド・ウェア博士は「われわれはケニア1国だけで毎年、肺炎球菌病で5歳以下の2万人以上の子供の生命を失っている。現在と将来のワクチン接種で、これら死亡例の50%から80%を防げる可能性がある。私はケニアがこのワクチンを導入し、ケニアの子供の生命と健康を守る決定をしたことを誇りに思う」と述べた。

 肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌感染症から安全かつ効果的に子供や成人を守るため2000年以来導入されている。7価結合型肺炎球菌ワクチン(PCV-7)は現在70カ国余りで利用され、保護機能拡大の結合型肺炎球菌ワクチンは開発の最終段階にあり、2009年までに許認可される見込みである。

(共同通信PRワイヤー)


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