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富士通がフルハイビジョン映像活用の鉄道運転シミュレータS提供

 富士通は8日、音楽館の技術協力のもと、フルハイビジョン映像を活用した鉄道運転シミュレータシステムの提供を開始した。

 富士通は音楽館の技術協力を受け、実在する路線のフルハイビジョン走行映像を活用した可変速再生技術を、世界で初めて鉄道運転訓練素材に採用した。訓練者の操作と正確に連動し、高画質を保ちながら可変速再生を行い、従来製品にはないリアルな鉄道運転のシミュレーションを実現。鉄道事業者に対し実務に近い形で鉄道運転の訓練ができるとしている。

 富士通は同システムの鉄道事業者向けの訓練システムのほか、鉄道・交通関連の博物館や子ども向け施設など、エンターテインメント施設における体験用鉄道シミュレータとしての提供も検討している。


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