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東急電鉄、13年度設備投資は488億円 耐震補強など重点

 東急電鉄は15日、2013年度の鉄軌道事業設備投資計画を発表。鉄軌道事業で総額488億円の設備投資を行う。要旨は、駅・高架橋・トンネルなどの耐震補強工事、東横線中目黒駅と学芸大学駅のホームドア設置、バリアフリールート確保に向けた改良工事、環境配慮型の新型車両を18両導入。

 安全対策とサービス向上の取り組みには368億円を投資する。その内訳は、減災対策として駅・高架橋・トンネルなどの耐震補強工事を進める。ホーム上の安全対策については東横線中目黒駅・学芸大学駅にホームドアを設置。その他の駅についても、固定式ホーム柵の設置や非常停止ボタンの増設を進めるほか、踏切の安全対策など実施。

 下神明駅の駅舎改良工事や久が原駅と御嶽山駅での多機能トイレ設置のほか、渋谷駅や二子玉川駅へのエスカレーターの増設などを行う。また、東横線の車両18両を節電や環境に配慮した新型車両5000系に更新するとともに、各駅の構内照明のLED化を積極的に推進し、今年度は、二子玉川駅や溝の口駅などで実施する。

 輸送力増強への取り組みには120億円を投資する。東横線では、祐天寺駅での特急・通勤特急・急行列車の通過線整備などを行う。また、3月に開始した東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に伴い、不要となった東横線旧渋谷駅および渋谷高架橋などの撤去工事を行う。


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