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ARC Energyに加熱炉部品を納入 エイチ・シー・スタルク

【ニュートン(米マサチューセッツ州)2013年5月9日PRN=共同JBN】エイチ・シー・スタルク(H.C. Starck)は3日、高機能の耐熱金属で製作したホットゾーン・加熱炉部品(http://www.hcstarck.com/en/molybdenum_tungsten_hot_zones)を、ARC Energyが自社のCHES炉への採用を決定したと発表した。

ARC Energyの共同創業者で最高技術責任者(CTO)のリック・シュベルトフェガー氏は「エイチ・シー・スタルクが加熱炉部品の納入でARC Energyの厳しい審査に合格したことを発表する。エイチ・シー・スタルクの正式採用によってCHES炉の顧客は選択肢が広がり、しかも従来の加熱炉の規格に沿った変わらぬ質と機能を保証される」と述べた。

エイチ・シー・スタルクの取締役で加工製品事業部長のドミトリー・シャシュコフ氏は「今回の合意でARC Energyの正式なホットゾーン部品納入業者になれたてうれしい。ARC Energyのユニークな軸上技術は大型基材に極めて有利であるが、それと同時にホットゾーンのような重要システム部品は精密さと最高度の品質が求められる。中国・大倉(Taicang)の施設の全面稼働によってわが社は、アジアに設置されたCHES炉にサービスできる他にない有利な立場にあり、エンドユーザーにはわが社の製造面での優秀さと世界的な対応能力によって恩恵を受ける」と強調した。

エイチ・シー・スタルクはJiangxi Rare Metals Tungsten Group Holding(江西希土金属タングステン集団=JXTC)との合弁事業により、安全な原材料サプライチェーンを強化する。合弁事業が稼働し始めると、エイチ・シー・スタルクの垂直統合サプライチェーンに高品質のタングステン製品が供給され、急速に拡大するアジア市場への対応では際立って有利になる。

▽エイチ・シー・スタルクについて
エイチ・シー・スタルクは、耐熱金属と先端セラミックスの世界的な大手サプライヤーで、欧州、米州、アジアにある12製造施設を使用して、エレクトロニクス、化学、自動車、医療技術、宇宙航空、エネルギー技術、環境技術、機械工学、製作機械などの成長セクターに貢献している。従業員は米国、カナダ、英国、ドイツ、中国、日本、タイで2926人。エイチ・シー・スタルクについての詳しい情報はwww.hcstarck.comを参照。

▽ARC Energyについて
米ニューハンプシャー州ナシュアに本社を置くAdvanced Renewable Energy Company, LLC(ARC Energy)は2007年に設立され、LED市場などクリーンエネルギー市場向けに最先端技術の製品化に努めている。ARC Energyについての詳しい情報はwww.arc-energy.comを参照。


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