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鹿島、栃木自営ゴルフ場に大規模太陽光発電を建設 売電へ

鹿島
栃木県那須町に建設される大規模太陽光発電事業のイメージ(写真・鹿島)
 鹿島は8日、栃木県那須郡那須町に大規模太陽光発電を建設することを発表した。自社運営のゴルフ場「那須ちふり湖カントリークラブ」に隣接する同社所有地を有効利用するもので、昨年7月に施行された再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用して発電全量を東京電力に売電する。

 計画では、敷地利用面積約3haに最大出力約2MWの設備を設置し、年間発電量は約200万kWh(一般家庭約550世帯分)を想定。出力2MW未満での太陽光発電事業は、高圧電線(近接の電線)に直接接続することができ、特別高圧電線への連系にかかる設備投資等が不要なため経済性が高いとされている。

 事業名は「須ちふり太陽光発電事業」。着工時期は2013年4月、発電開始時期は2013年内を予定する。

 太陽電池モジュールはネクストエナジー・アンド・リソース社製を採用し、またO&M(運営・維持管理)は、関連会社の鹿島建物総合管理およびネクストエナジー・アンド・リソースが実施する予定。


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