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三菱自動車、小型乗用車「ミラージュ」1万9千台をリコール

 三菱自動車工業は15日、小型乗用車「ミラージュ」の速度計および制動装置(フロント車輪速センサー)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、平成24年7月23日~平成25年1月18日に製造された1車種、1万9647台。

 フロント車輪速センサーにおいて、ハーネス部分の防水性能が不足しているため、センサー内部に水が浸入する場合がある。センサー内部に水が浸入すると、センサー出力信号に異常が発生し、ABS警告灯等の点灯、速度計の針振れ、ABS誤作動による異音やTCL(トラクションコントロール)誤作動による車体ショックが発生する場合があり、最悪の場合、制動力の低下、あるいは高速走行からの急制動時に車両横流れが発生するおそれがある。


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