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三菱自動車「i-MiEV」462台リコール、制動装置に不具合

 三菱自動車工業は5日、電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」などの制動装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、平成22年12月3日~平成25年1月24日に製造された「i-MiEV」「MINICAB -MiEV」の計2車種、462台。

 ブレーキ倍力装置に負圧を供給するブレーキ負圧電動ポンプにおいて、内部のリング(ベーンが摺動するシリンダ)の洗浄が不十分なため、加工時のオイルが残留しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、滲み出たオイルによりベーンが固着し、負圧ポンプが機能せず、制動距離が長くなるおそれがある。


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