三菱化学、ブラジルに新会社を設立 機能性樹脂を現地生産
三菱化学は１３日、ブラジルに、機能性樹脂の生産販売を行う新会社を設立したことを発表した。南米地域における自動車産業への販売加速に対応するのが目的。昨年８月末に設立を済んでおり、２０１４年第二四半期までの商業生産開始を目指す。
ブラジルにおける２０１２年の自動車生産台数は３３４万台で、南米全体の自動車生産の７０％以上を占めており、今後も着実な成長が期待されている。そのため、内外装部品など自動車用途に幅広く使用される同社の熱可塑性エラストマー「サーモラン」や、接着性樹脂「モディッ」の需要が大きく伸長すると見込み、現地での供給体制の確立を目指す目的で設立した。
新会社は「三菱化学パフォーマンスポリマーズ（ブラジル）」社。資本金は２０００万レアル（約９億円）。出資比率は、三菱化学が９９％、Ｍｉｔｓｕｂｉｓｈｉ Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｐｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ Ｐｏｌｙｍｅｒｓ，Ｉｎｃが１％。
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- ［資源・鉄鋼］三菱化学、ブラジルに新会社を設立 機能性樹脂を現地生産 2013/02/13 水曜日
