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日タイ航空当局間協議で首都圏オープンスカイなどに合意、国交省

 国土交通省は、20日・21日にタイ・バンコクで行われた、日タイ航空当局間協議で合意した内容を公表した。日本側からは奈良平博史・大臣官房審議官ら、タイ側からはウォラデート・ハーンパサート航空局長らが出席した。件の協議では、首都圏を含むオープンスカイ、羽田空港への乗り入れ枠組みなどについて合意した。

 具体的には、首都圏を含むオープンスカイでは、成田空港において二国間輸送を相互に自由化を実施。これは、タイ側の国内手続き終了後、かつ、発着枠が27万回になる時点(2013年3月末予定以降)から実施される。首都圏以外の空港については、以遠地点への輸送(相手国で旅客・貨物を積み込み、第三国へ積みおろす)を相互に自由化(タイ側の国内手続き終了後に直ちに実施)。

 羽田空港への乗り入れ枠組みでは、昼間時間帯への乗り入れに関する枠組みを新設。これは、タイ側の国内手続き終了後、かつ、羽田空港の昼間時間帯の発着枠が年間3万回拡大する時点(最短で2014年3月末予定)以降から実施される。

 なお、10年6月18日に閣議決定した「新成長戦略」を受け、首都圏空港を含めたオープンスカイについて合意した国・地域はタイが23カ国目となる。これにより、日本発着旅客数のうちオープンスカイ合意国の占める割合は91%となるという。


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