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民生用電子機器10月出荷額は32%減1138億円、15カ月連続減

 電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した10月の民生用電子機器国内出荷額は1138億円(前年比67.8%)と15カ月連続でマイナスとなった。分野別に見ると、映像機器は541億円(前年比58.2%)と15カ月連続でマイナス。音声機器は163億円(前年比108.4%)と22カ月ぶりにプラス。カーAVC機器は433億円(前年比72.5%)と4カ月連続でマイナスであった。

 製品別の動向をみると、薄型テレビ計は391千台(前年比52.4%)。内数区分の3Dは78千台(同126.4%)、薄型テレビ全体に占める割合は19.9%となった。また、インターネット動画対応は185千台(同46.3%)となった。

 BDレコーダ・プレーヤは252千台(前年比59.8%)。3D対応は176千台(同48.2%)、BDレコーダ・プレーヤ全体に占める割合は69.9%となった。

 DVDビデオは93千台(前年比77.1%)。ビデオ一体型カメラは128千台(前年比82.4%)。ラジオ受信機は137千台(前年比79.5%)と7カ月連続でマイナス。

 ICレコーダは146千台(前年比121.1%)と2カ月ぶりにプラス。ステレオセットは45千台(前年比87.4%)と4カ月連続でマイナス。アンプは12千台(前年比80.9%)と5カ月連続でマイナス。スピーカシステムは34千台(前年比118.3%)と16カ月ぶりに2桁増のプラスとなった。これは、昨今ラインアップが拡充されている「サウンドバー(2.1ch以上)」と呼ばれる製品が起因している。

 カーCDプレーヤは256千台(前年比66.6%)と5カ月連続でマイナス。カーカラーテレビは91千台(前年比84.5%)と15カ月ぶりにマイナス。カーDVDは11千台(同50.7%)と5カ月連続でマイナス。カーナビゲーションシステムは397千台(前年比80.8%)と2カ月ぶりにマイナス。ETC車載ユニットは298千台(前年比105.8%)と10カ月連続でプラスとなった。


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