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新日鉄、豪社の東南アジア・米国で展開の建材薄板を合弁事業化

 新日本製鐵は、オーストラリアのブルースコープ(BSL)社が東南アジア及び米国で展開する建材薄板事業をBSL社との合弁事業とすることで合意したと発表した。建材薄板事業は主に溶融亜鉛めっき鋼板・塗装鋼板事業および建材薄板加工製品事業が含まれる。出資率は新日鉄50%、BSL50%。

 合弁対象事業は、BSLのタイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、米国の溶融亜鉛めっき鋼板・塗装鋼板事業(めっき能力約140万トン/年、塗装能力約65万トン/年)およびタイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、米国の建材薄板加工製品事業。新日鉄は、合弁会社の経営に参画するとともに、合弁会社に対し、溶融亜鉛めっき鋼板の原板(熱延鋼板、冷延鋼板)を安定供給していく。

 出資額は新日鉄が520百万ドル(約416億円)、新日鉄の連結子会社で建材薄板事業を担う日鉄住金鋼板が34百万米ドル(約27億円)、新日鉄グループとして総額554百万米ドル(約443億円)。2013年3月末までの取得手続き完了を見込んでいる。


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