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5月の民生用電子機器出荷実績は46.2%減の1162億円

 電子情報技術産業協会(JEITA)が25日発表した、民生用電子機器の5月の国内出荷金額は前年比46.2%減の1162億円で、10カ月連続でマイナスとなった。分野別に見ると、映像機器は66.3%減の586億円。音声機器は24.4%減の83億円。カーAVC機器は58.8%増の493億円であった。

 薄型テレビ計は74.6減の40万9千台。BDレコーダ・プレーヤは53.5%減の23万8千台。DVDビデオは57.0%減の6万4千台。ビデオ一体型カメラは7.3%減の9万8千台と単月出荷台数が100千台を下回り3カ月ぶりにマイナスとなった。

 ラジオ受信機は51.0%減の14万4千台(前年比49.0%)。ICレコーダは44.2%増の14万台。ステレオセットは13.2%減の4万台。アンプは30.1%増の1万4千台。スピーカシステムは32.2%減の2万6千台。

 カーCDプレーヤは22.1%増の25万4千台。カーカラーテレビは約3倍の10万2千台。カーDVDは69.1%増の1万5千台。カーナビゲーションシステムは84.9%増の43万台。

 ETC車載ユニットは43.2%増の30万台。カーAVC機器全体がプラスとなった主な要因としては、昨年の東日本大震災の影響で自動車生産が落ち込み、カーAVC機器の出荷もマイナスとなったことに対する反動増や、自動車販売台数増加が挙げられる。


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