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ルノー・日産アライアンス、リオ+20でゼロ・エミッション車提供

 【リオデジャネイロ2012年6月14日PRN=共同JBN】ルノー・日産アライアンスは、リオデジャネイロで開催される世界最大の環境サミット「国連持続可能な開発会議」で国連代表団を同アライアンスの電気自動車で送迎する。

 6月13日から22日まで開催される会議で、国連は初めて代表団向け専用のゼロ・エミッション車(無公害車)を使用することになる。

 400人の国連代表団を含む5万人以上が「リオ+20」とも呼ばれるこのサミットに参加し、国連環境開発会議(地球サミット)の開催20周年を祝う。地球サミットで参加各国は経済成長、社会平等、環境保護の青写真に合意した。

 「リオ+20」の組織・ロジスティックス責任者である国連経済社会局(DESA)のキャスリーン・アブダラ氏は「リオ+20の重要課題の一つは『持続可能な都市』であり、ゼロ・エミッション車は都市部の生活の質を確保するうえで切っても切れない要素となる。われわれは送迎車両にゼロ・エミッション車が加わることをうれしく思う。こうした方法で、電気自動車(EV)が騒音公害を軽減し、排出ガスを廃絶することを実感し、それを実証できる。ブラジルでは電気の大半は再生可能かつ地元の資源から発電されており、電気自動車は優れた低炭素の輸送オプションである」と語った。

 RioCentro会議場での送迎シャトルには以下の車両が使用される。
 *ルノー・フルエンスZ.E.-欧州で昨年発売されたファミリーセダン
 *ルノー・カングーZ.E.-2012年最優秀国際バンになった電動ライト商用バン
 *日産リーフ-3大陸で3万2000台以上が販売されたベストセラーEV

 電気自動車-持続可能な輸送に貢献

 ルノー・日産アライアンスの車両は、今春欧州で発売された2人乗りアーバンコミューター車両の全く新しいRenault Twizyを含め、HSBC ArenaにあるGlobal Forum on Human Settlements (GFHS)ブースに展示される。試乗も可能。

 日産は今月初め、南米最大の都市サンパウロでタクシー・パイロットプログラムを発表した。


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