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東芝がMIPI Allianceのプロモーターメンバーに

【ピスカタウェー(米ニュージャージー州)2012年6月12日】MIPI Allianceは12日、東芝がプロモーターメンバー(Promoter Member)として承認されたと発表した。東芝は2004年以来コントリビューターメンバー(Contributor Member)として積極的に貢献してきた。東芝はこれから、インテル(Intel)、ノキア(Nokia)、サムスン(Samsung)、STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)、テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments)のほかのボードメンバー(Board Member)と共に、モバイル機器のインターフェース・テクノロジーの将来の方向付けを進める。

プロモーターメンバーは、ボードから2年任期で選出され、MIPI Allianceを支える優先的責務を持つ。それぞれのプロモーターは、任期期間中4社に限定され、ボードの一員となる代表を1社選出する。MIPI Allianceに関する詳しい情報は、http://www.mipi.orgを参照。

東芝セミコンダクター&ストレージ社ロジックLSI事業部テクノロジーエグゼクティブの衣川正明氏は「東芝はプロモーターメンバー社としてMIPI理事会に加わることを喜んでいる。標準化活動は今日の業界環境の中で欠かせないことであり、それは技術的規格自体を定義するとともに利用し、完全なエコシステムに不可欠なものとして規格作りを支援する。MIPI Allianceはコンソーシアムの一つであり、いくつかの業界アプリケーションに対する東芝の製品ロードマップ向けのIP開発で重要な役割を果たす」と語った。

MIPI Allianceのジョエル・フルックス会長は「われわれは新しいプロモーターメンバーとして、東芝を迎えて非常に喜ばしい。東芝はわれわれの作業部会と仕様化に大いに貢献しており、同社は今後ますます貢献してくれることを期待している」と語った。

▽MIPI Allianceについて
MIPI Allianceはモバイル・エコシステムにわたる企業で構成する世界的協調組織であり、モバイル機器のインターフェース仕様を定義し、普及することにコミットしている。MIPI仕様はハードウエアおよびソフトウエアのインターフェースに対する標準を確立し、新技術を進め、新しい機能とサービスの早期展開を実現する。詳しい情報はhttp://www.mipi.orgを参照。

MIPIはMIPI Alliance, Inc.の登録商標である。

▽東芝について
東芝は先駆的ハイテクの世界的リーダー、イノベーターであり、デジタル消費者製品と部品分野の多様な先端エレクトロニクス、電気製品、電子機器と部品、原子力エネルギーを含む電力システム、産業・社会インフラストラクチャー・システム、家庭電化製品のメーカー兼販売企業である。

東芝は1875年に創設され、現在は550社余りで20万2000人を雇用するグローバルネットワークを運営している。年商は6兆1000億円(約740億ドル)。同社の詳しい情報は東芝のウェブサイトhttp://www.toshiba.co.jp/index.htmを参照。


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