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中国国際航空が北京空港業務を新ターミナルへ移管

 【北京19日新華・PRN=共同JBN】中国国際航空は北京首都国際空港の全業務を今年3月26日午前零時に新設の第3ターミナルに移管する予定である。より良いサービスとより良い施設はすべての乗客にプラスとなる。

 世界最大のターミナルとして第3ターミナルは最先端設備と印象的な建築様式を誇るが、この新しい環境に慣れるには時間がかかるかもしれない。乗客が新しい施設を理解するのに十分な時間が持てるように同航空国内便のチェックインカウンターは出発予定時刻の45分前に終了し、同社の国際便と地域便の乗客は出発予定時刻の60分前に締め切られる。同社の全フライトの搭乗ゲートは出発予定時刻の10分前に閉められる。

 第3ターミナルは北京の航空業務の基地となるため、中国国際航空は最新の出国管理システム、地上業務指令システム、自動チェックインシステム、手荷物照合システムを導入した。乗客が座席を指定し搭乗券を自分で印刷できるセルフ方式のチェックイン装置とオンラインのチェックインシステムはもっと簡単に利用できるようになる。手荷物照合システムは手荷物の処理効率を飛躍的に向上させ、乗客の手荷物をこれまでよりもはるかに迅速、容易に集めるようになる。

 第3ターミナルは中国国際航空の国際便と国内便の拠点であるため、乗り換えが簡単で便利だ。スターアライアンス(世界の航空会社のネットワーク)の加盟会社も業務を新施設に移し、中国国際航空とスターアライアンス間の乗客が利用しやすいインターフェースを確保する。個人的サービスも改善され、中国国際航空の「フェニックスマイル」会員はカードの再発行、特定の国に関するマイレージサービスの加算が可能で、エリート会員は入浴、食事、ビデオ、マッサージ、バーの出入り、インターネットのアクセス、アイロンがけを利用できる。

 第3ターミナルへは李天高速道路、ノースエアポート高速道路、第2空港高速道路、空港鉄道で簡単にアクセスできる。乗客は(2008年7月に開業予定の)鉄道の車両に北京の東直門で乗ることができる。7000台の車を収容できる駐車場もある。
 第3ターミナルは間違いなく中国最大の航空投資で、北京五輪をサポートする重要なプロジェクトでもある。中国国際航空は航空会社として唯一のオリンピックパートナーであり、新施設の資源を最大限活用して五輪を成功させるために貢献する。また、第3ターミナルは中国国際航空にハブ・アンド・スポーク戦略の追求、高い業務効率の実現、サービスの質の向上の機会を提供する。

 乗客は十分な時間的余裕を持って新ターミナルでの自分の立場を理解し、税関とパスポート検査で通常の手続きを取ることが求められる。詳しい情報はウェブサイト(http://www.airchina.com.cn)にログインするか、中国国内の中国国際航空サービスホットライン4008-100-999まで電話を。

 ▽有益な助言
 中国国際航空は3月26日に第3ターミナルに移動するため同航空の乗客はJ、H、Fの区域でチェックインすることが必要である。以下の点に留意されたい。

1. 国内出発便の乗客は10番ゲートからJ区域に進みチェックインする。

2.国際便、香港・マカオ・台湾へ向かう便の乗客は8番ゲートからF区域に進みチェックインする。

3.ファーストクラス、ビジネスクラス、中国国際航空クラブ会員の乗客は近くの8番ゲートからH区域に進みチェックインする。

4.スターアライアンス加盟航空会社の便を利用する乗客は4番または6番のゲートからEまたはDの区域に進みチェックインする。

 また、乗客は以下の方法で第3ターミナルに行くことができる。

1.市内の特定の場所から空港シャトルバスを利用。

2.車を利用する乗客は空港高速道路南口に出て表示に従い第3ターミナルへ。

3.乗客が間違って第1または第2ターミナルへ行った場合は、第1または第2ターミナルで運行するシャトルバスを利用するか徒歩で表示に従い第3ターミナルへ。

(共同通信PRワイヤー)


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