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富士重工、日立に風力発電システム事業を譲渡 開発力強化へ

 富士重工業は29日、風力発電システム事業を日立製作所に譲渡することを発表した。両社は03年に2000kW級のダウンウィンド型風力発電システムを共同開発し、05年12月に茨城県神栖市波崎に試験機を設置して以降、国内6カ所で累計25基の風力発電システムを納入している。

 今後、風力発電システムの市場拡大や流が現在の2000kW級からさらに大型化することが予想されることから、両社のリソースを集約することで大型化に向けた設計・開発力の強化などを図る。

 富士重工業は、本事業譲渡により、自動車をはじめとした他事業へ経営資源を集中させていく。


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