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JR東海、山梨リニア実験線延伸工事の進捗状況を発表

 JR東海は、山梨リニア実験線の延伸工事等の進捗状況を発表した。延伸工事は、27日に安寺トンネルが貫通したことで全トンネルが貫通。明かり区間全てで高架橋・橋りょうの工事を施工中である。また、設備更新工事は現在、ガイドウェイの設置、変電所の機器据付等を施工中である。

 今回の工事内容は、(1)延伸工事では、現行の先行区間18.4キロメートルを全線42.8キロメートルに延伸する。内訳は、トンネル区間10箇所、延長合計19.1キロメートル、明かり区間は10区間、延長合計5.3キロメートル。(2)設備更新工事では、現行の先行区間18.4キロメートルのガイドウェイ、地上コイル、電気設備等を全面的に更新する。

 平成25年年末までの新実験線走行試験を開始を目指し、今後は、トンネル区間工事は平成24年夏までに路盤や天井、壁面の仕上げが完了。明かり区間工事は平成24年秋までに橋桁工事が完了。ガイドウェイ等の設置工事を平成24年夏から本格化。各種設備の機能試験等を平成25年春から開始―の日程で進められる。


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