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ホンダ、洪水被害のタイ工場で生産再開

ホンダ
3月26日に生産再開したHATCで生産されたシティ(写真・ホンダ)
 ホンダは26日、洪水被害により昨年10月から生産活動を停止していたタイの四輪車生産拠点であるホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド(略称=HATC。ロジャーナ工業団地)が、同日より四輪完成車の生産を再開させたと発表した。

 HATCは、洪水により工場施設が浸水していたが、水が引いた11月末から、清掃、設備点検、設備入替などの復旧作業を行った結果、作業開始から約4カ月で生産再開となった。3月31日には生産再開を祝う式典を開催する予定。

 洪水の影響により生産が滞っていたタイを含む一部のアジア大洋州地域へは日本から完成車の代替供給を行っていたが、現在、全生産拠点で生産活動を再開しており、4月中には通常レベルの生産・供給体制に戻る見通し。なお、アジア大洋州地域以外の全生産拠点については、タイ洪水の影響は既に解消される。


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