富士通が次世代ＵＩ開発でエンリッチを採用、ＩＫＩＶＯが発表
【バルセロナ（スペイン）２７日ＰＲＮ＝共同ＪＢＮ】モバイル機器向けのユーザーインターフェース（ＵＩ）の市場トップのサプライヤーであるスウェーデンのＩＫＩＶＯは２７日、富士通がＩＫＩＶＯエンリッチ・ユーザー・インターフェース・デベロップメント・スイート（ＩＫＩＶＯ Ｅｎｒｉｃｈ Ｕｓｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ Ｄｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔ Ｓｕｉｔｅ）を採用したと発表した。富士通は、アンドロイド（Ａｎｄｒｏｉｄ）駆動デバイス上の新しいユーザー体験およびユーザーインターフェースの試作と開発にＩＫＩＶＯエンリッチ・ソリューションを使用する。
ＩＫＩＶＯエンリッチは２Ｄおよび３Ｄ機能、世界最速のグラフィックス・レンダリング・エンジン、大幅な開発効率を組み合わせており、ＩＫＩＶＯエンリッチによってメーカーはハンドセットおよびタブレット上で高性能で差別化されたエキサイティングなユーザー体験を提供することができる。
ＩＫＩＶＯのブラッドリー・スパイス最高経営責任者（ＣＥＯ）は「ＩＫＩＶＯにとって、富士通による今回の採用は、次の段階となるユーザーインタラクションの新製品を市場にもたらすうえで有力なハンドセット・メーカーと協力できる素晴らしいチャンスである」と語った。
ＩＫＩＶＯエンリッチ技術を使用した５億５０００万以上のハンドセットが発売されており、ＩＫＩＶＯは市場のＵＩ開発ソフトウエアにおける有力企業としての立場を一層強固にする。
ＩＫＩＶＯは２月２７日から３月１日までスペイン・バルセロナで開催のモバイル・ワールド・コングレス（ホール２、スタンド２Ｆ１３）でエンリッチ機能を実演する。
▽ＩＫＩＶＯについて
ＩＫＩＶＯは素晴らしいリアリティーあふれるユーザー体験をつくり出す。ＩＫＩＶＯの製品はクラス最高の性能を提供し、あらゆるデバイスで本物のマルチスクリーン体験を提供する。ＩＫＩＶＯエンリッチ（ＩＫＩＶＯ Ｅｎｒｉｃｈ、商標）・ソリューションは開発作業を軽減するとともに、将来に向けて設計された優れたユーザーインターフェースを実現する。ＩＫＩＶＯは５億５０００万以上のデバイスを発売した実績を持ち、一般市場向けデバイスのためのオープンスタンダードに基づくユーザー体験ソリューションの大手サプライヤーである。ウェブサイト：http://www.ikivo.com
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- ［電子・半導体］富士通が次世代ＵＩ開発でエンリッチを採用、ＩＫＩＶＯが発表 2012/02/28 火曜日
