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ドイツの医療技術、売上高の3分の2は輸出で

 【ベルリン、大阪22日PRN=共同JBN】高齢化社会にはシルバーの裏地がある。医療技術の輸出が上昇し始めているのである。現在、売上高総額の3分の2は輸出から生み出されており、1990年代の40%から増大している。

 ドイツのヘルスケア産業分野は自動車業界を追い越して国の主力業界になる可能性がある。Germany Trade & Invest(ドイツ貿易・投資振興機関)はドイツの最新のビジネスチャンスを共有するために、2月23-24日に関西で開催される今年の医療機器世界フォーラムで講演参加する。

 Germany Trade & Invest(ドイツ貿易・投資振興機関)の医療技術分野担当専門スタッフであるガブリエル・フレミング氏は「人口構成の変化はビジネスのやり方を変えており、医療機器は中心的な革新の推進力となる。ドイツの国際的企業は豊富な研究開発資金と商業化支援を利用できる」と語っている。

 ドイツの医療技術輸出の世界シェアは14・6%で米国に次いで2位である。ドイツは5・5%で3位の日本をはるかに上回っている。フレミング氏は続けて「革新的な企業は欧州市場全体にアクセスできるようにと中央に位置するドイツにやってくる」と述べている。

 年間売上高が2783億ユーロに上るドイツのヘルスケア産業界はすでにドイツの国内総生産(GDP)の11・6%を占めており、自動車業界より多い。ドイツの医療機器は2010年に200億ユーロの利上げ高を記録し、前年に比べ10%の成長だった。輸出が売上高で最大の割合を占め、12%増の128億ユーロだった。

 Germany Trade & Invest(ドイツ貿易・投資振興機関)はドイツ連邦政府の対外貿易、対独投資誘致機関である。同機関はドイツ市場へのビジネス活動拡大を望む外国企業にアドバイスを提供する。また、外国市場への参入を望むドイツ企業には対外貿易に関する情報を提供する。


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