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関西電力、富山県黒部市に「出し平発電所」を新設

 関西電力は15日、富山県黒部市宇奈月町の出し平ダムにおいて、河川維持流量を利用した「出し平発電所(仮称)」を新たに建設することを発表した。

 河川維持流量は、ダム下流の景観の保全など、河川環境の維持のために放流する必要流量のこと。出し平発電所(仮称)では出力510kWの発電所として、年間の発電電力量を約170万kWhと見込んでおり、CO2排出量を年間約480t削減することが可能となる。

 平成26年5月着工、同年12月に営業運転開始を目指す。


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