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海信集団のアイTV、CESで「価値革新賞」を受賞

 【ラスベガス12日PRN=共同JBN】ハイセンス・グループ(Hisens Group、海信集団)は、米国ラスベガスで10日から開催されている国際家電ショー(CES)で、自社製品のアイTV2(I’TV2)が「価値革新賞(Value Innovation Award)」を受賞した。誰もが切望するこの受賞は中国企業として初めてである。

 アイTVは2011年末に発売されて以来、中国全土で評判になっている。それは世界で初めてパーソナル化した「スマート・テレビ」であり、タブレット型PCとして作られているが、テレビ機能の全てを満たしている。アイTVは消費者がテレビ番組をまさに「どこででも」、マルチスクリーンでインタラクティヴに視聴することを可能にしたいという意欲的な目標を達成したものである。その多くの機能と特性は現在の電子製品の世界的トレンドであるモバイル性、相互送受信性、さらには利用者へのパーソナル対応を連結させている。

 授賞の選考はインターナショナル・データ・グループ(IDG)によって行われ、「チャイナ・デー」集会の場で発表された。表彰は高い市場価値を持ち、世界に革新をもたらす電子製品を認識させることを目的としている。特にこの賞はCESの全ての賞の中でも、最も大きな市場価値を生み出すことに対して与えられるものである。昨年は世界的な影響力を示したことで、アップル社が受賞した。

 IDG社長は授賞に当たって、「アイTVは家電部門への新たな参入製品だが、早くも中国と世界の家電市場で『先導的な地位』を獲得している。この成果は中国開発陣による努力が、消費者の潜在的なニーズと期待に応えるものであることを示している。マイクロ革新製品として、アイTVは広大なパーソナルテレビ市場の扉を開くものである」とコメントした。

 受賞式には、ハイセンス・グループ社長の干淑ミン(王へんに民)女史と中国国務院産業情報省の高官らが列席した。


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