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ポルシェ911カレラ・カブレラを初公開、北米自動車ショー

 【シュツットガルト(ドイツ)10日PRN=共同JBN】ドイツ・シュツットガルトのポルシェ(Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG)は10日、2012年デトロイトの北米自動車ショーで911カレラ・カブリオレ(911 Carrera Cabriolet)を公開した。

 この911はエレガントなクーペスタイルに軽量ファブリックフードの利点を組み合わせた全く新しいルーフ・コンセプトを備えて登場した。このカブリオレは、オープンタイプのスポーツカーのための新たな機能で強化されたうえ、最新911カブリオレ・ファミリーの革新性をすべて引き継いでいる。

 インテリジェントな軽量化設計によって重量が軽減し、よりスポーティーに、さらに燃料消費が抑えられてこれまで以上に快適になっている。クーペと同様に、新しいカブリオレは、911カレラは350馬力(257kW)、3・4リッター6気筒エンジン、911カレラSは400馬力(294kW)の水平対向エンジンで、排気量3・8リッターとなっている。

 ポルシェAGのマティアス・ミュラー社長兼最高経営責任者(CEO)はデトロイトで最新のカブリオレを発表し、「われわれのエンジニアがこの48年間で最高の911を作った。それはカブリオレがそうであるように、クーペにも同様に適用する。2011年、ポルシェは11万8867台が販売され、当社史上の新記録を樹立した。2012年われわれは同様に成長を続け、この記録的な業績をさらなる高みに引き上げるつもりだ」と語った。

 911カレラ・クーペと一緒に、この911カレラ・カブリオレは2012年最初の自動車ショーでスポーツ性を強調している。他の展示車も同様の基調となっている。妥協を排したパナメーラGTS(Panamera GTS)は最適なドライビングダイナミクスを備えたグランツーリスモ・ファミリーの新たな形であり、ケイマンR(Cayman R)は2シーターのスポーツクーペクラスで、モーターレースの香りをかもし出す。


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