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富士フイルム、韓国に半導体材料の製造会社設立 来年3月稼動へ

 富士フイルムは17日、半導体材料の製造販売子会社である富士フイルム・エレクトロニクスマテリアルズが韓国内に、富士フイルムグループが95%出資する半導体材料の製造会社を設立することを発表した。新会社には韓国のexaxエグザクスが5%出資しており、exax社の工場設備など一部資産を新会社へ譲渡する。生産開始は来年3月を予定している。

 出資比率は、富士フイルム・エレクトロニクスマテリアルズ(FFEM)が72%、FFEMの台湾子会社である富士フイルム・エレクトロニクスマテリアルズ台湾が23%、exax社が5%を出資する予定。

 exax社は1976年に創業、ディスプレイ材料等の事業を手掛ける化学メーカーで、韓国大手ディスプレイメーカーを中心に材料供給を行っている。新会社はexax社が持つ土地・建物・設備を有効活用し、韓国の大手半導体メーカーに対し、富士フイルムの独自技術を応用した最先端の半導体製造工程に対応する現像液やCMPスラリー、クリーナーなど電子材料製品の供給を進めていく。


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